臨床工学科

学科概要

「医療」と「工学」をバランスよく学び、患者さまの生命を支える


今日、高度医療機器の使用頻度は高く、無ければ治療が成り立たないほど重要な存在になっています。糖尿病合併症など、約30万人の透析治療に使われている『人工透析装置』、心疾患の手術で使われている『人工心肺装置』などです。臨床工学技士は医師の指示のもと、これらの医療機器の操作・保守点検を行い、以前は助けることができなかった腎不全、小児の先天性心疾患、呼吸器疾患などの重い病気の患者さまの生命を救っています。これは50年前には考えられなかったことであり、ますます医療現場での臨床工学技士のニーズが高まっていると言えます。
本学科は、全国に先駆け開学された4年制大学の臨床工学技士養成施設として、「医療」と「工学」をバランスよく学べるカリキュラムと経験豊富なスタッフをそろえ、充実した医療機器を利用した実践的な実習を行える体制を整えています。医療現場で活躍できる臨床工学技士とともに、将来指導的立場に立てる人材を育成します。