医療健康データサイエンス学科の特長
現在、日本は少子高齢化が進み、多くの課題が顕在化しています。これらの課題を解決するには、コンピュータの力を借りなければ解決できない課題が多数あります。
医療分野では、電子カルテの登場により、医療の情報化は進み、多種類の大量のデータが蓄積されています。しかし、蓄積された医療データを患者のため、地域住民の幸福度の向上のために、利活用するしくみがまだ構築できていません。
本学科では、データサイエンスと医療科学の基礎をコンピュータ実習・演習を通して手を動かしながら、人工知能(AI)などのデータサイエンスの最先端のテクノロジー、医療の分野での利活用、ITマネジメントなどを学習します。卒業後は、医療機関だけでなく、IT企業、製造業、行政で活躍できる課題発見・課題解決・社会実装ができるデータサイエンティストを育成することを目指します。
新時代を開くイノベータになりたい方の入学を希望いたします。
データサイエンス学専攻の特長
医療健康データサイエンティストになることを目指します。情報処理技術者試験(ITパスポート、基本情報技術者、情報セキュリティマネジメント試験など)、統計検定(4級、3級、2級、データサイエンス基礎など)、プログラミング言語(EXCEL VBA、Python、SQL、Rなど)だけでなく、医療情報技師、医療情報基礎知識検定試験などに対応した授業も開講しており、これらの試験範囲を学修します。また卒業研究では、実践的なデータ解析やシステム開発も体験します。
診療情報管理学専攻の特長
診療情報管理スペシャリストとなることを目指します。授業では、診療録、処方せんの記載に関する法的要件、保存に関する法的要件、診療報酬制度、保険診療の基本となる診療記録、監査の実際、診療情報管理、病院機能評価、医療データの統計分析などの具体的な作業、法制度、コーティングなどについても学修し、診療情報管理士、医療秘書技能検定試験、医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)の出題範囲を全て学修します。