めざす資格
- ●救急救命士(国家資格)
- 「救急救命士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指示の下に、救急救命処置を行う専門職です。救急救命士になるには、救急救命士国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければなりません。本学救急救命学科において必要な知識と技能を修得し、卒業要件を満たすことによって救急救命士国家試験の受験資格が得られます。
- ●アメリカ心臓協会(AHA)
- AHAとはアメリカ心臓協会:American Heart Associationの略称で、心血管障害、脳卒中の研究および、心肺蘇生教育に関する情報を世界的に発信する、1924年設立のアメリカの患者支援団体です。そのエビデンスに基づいた最新のサイエンスをもってAHA ECC(Emergency Cardiovascular Care)プログラムが作られています。
■BLSプロバイダーコース・・・成人・小児・乳児への医療従事者レベルの一次救命処置
■ACLSプロバイダーコース・・・成人の心原性二次救命処置
■PALSプロバイダーコース・・・小児・乳児への二次救命処置 - ●予防医学療法研究会リセット®Basicトレーニング
- うつ病やPTSDのリスクが非常に高いハイストレスな災害救急の場に学生を送り出すに当たり、自らの心と体の健康を守ることのできるセルフケア法としてリセット®を学びます。
米国のローンスター大学のParamedicコースにおいても学生にリセット®の教育が行われています。リセット®は、心にも体にも負担をかけず、人それぞれに適したやさしいアプローチで私たちが元々持っている自然な自己治癒・回復の力で素早く統合させます。心や身体への侵襲性が無いため、子どもからお年寄りまであらゆる場面で安心して使用でき、記憶や感覚を掘り起こさず、安全にストレス・トラウマの反応を解除します。 - ●赤十字救急法基礎講習
- 手当の基本、人工呼吸や心臓マッサージの方法、AED(自動体外式除細動器)を用いた除細動などを習得できます。検定合格者に「赤十字べーシックライフサポーター」認定証が交付されます。
- ●赤十字救急法救急員養成講習
- 日常生活における事故防止や止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、災害時の心得などについての知識と技術を習得できます。検定合格者に「赤十字救急法救急員」(赤十字ファーストエイドプロバイダー)認定証が交付されます。
- ●赤十字幼児安全法支援員養成講習
- 子どもを大切に育てるために、乳・幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやすい病気と発熱・けいれんなどの症状に対する手当などの知識と技術を習得できます。検定合格者に赤十字幼児安全法支援員認定証が交付されます。
- ●防災検定
- 一般社団法人防災教育推進協会が行う防災を担う人材を幅広く育成することを目的とした検定です。日本で唯一の防災検定で、防災教育の推進を図ります。検定級は、1級、2級、準2級、3級、4級、5級があり、防災教育の指導者資格として活用できます。