本学では平成14年の理学療法学科開設以来、概ねの卒業生が国家試験に合格しています。直近5年の現役合格率が98%で、卒業の翌年には100%が合格しています。合格に必要な知識の修得状況を確認し、学習が不十分な学生に対して個別に指導を行っています。理学療法学専攻の国家試験対策として、
① 6~9回の模擬試験
② 模擬試験の内容に基づく担当制の個別指導
③ 学生のグループ学習
を実施しています。卒業を前に挫けそうな学生も教員とクラスメイトに支えられて全員卒業、全員合格を実現しています。しかし、理学療法士の仕事は、日進月歩の医学医療を患者様に提供すべく生涯研鑽が必要です。本学では資格取得が最終目標ではありません。卒業生の臨床研究の支援や、地元、三重県理学療法士会に協力して卒後研修を進め、高度な知識技術の修得を目指しています。