学科長からのメッセージ
格差社会の広がりと人口減少社会の到来は、人々の暮らしにさまざまな影響を与えています。医療福祉学科では、だれもが安心して心ゆたかな生活をおくれるように、「人間を大切にする」という価値観のもと、援助を求めている人の心に寄り添い、一緒に解決策を考えていく人材を育成します。医療福祉学科は「医療福祉学専攻」と「臨床心理学専攻」の二つの専攻で構成されています。医療福祉学専攻では、社会福祉士・精神保健福祉士という国家資格を取得し相談援助の専門職としてのソーシャルワーカーを目指します。少子高齢社会の進展するわが国では、複雑・多様化するニーズに対応していくため多職種連携による包括的支援の実現が急務となっています。医療・保健・福祉・心理分野の専門知識とさまざまな専門職と協働できる技術を身につけ、実践力のある福祉および心理の専門職として社会に貢献していく人材を育成します。これまで多くの卒業生が県内の医療機関、社会福祉施設、行政機関、企業等に就職し専門職として活躍しています。大学生活は皆さんを未来と社会へ繋ぐ大切な時間です。人の役に立つ人間になりたいと考えている皆さん、医療福祉学科の学生となって、社会福祉士、精神保健福祉士の資格取得を目指して、一緒に思い出に残る4年間を過ごしましょう。