医療栄養学科 カナダマニトバ大学ハロルド・オーキマ教授の講演会を開催しました

2018年11月14日

11月8日(木)千代崎キャンパスにて、マニトバ大学栄養科学科のハロルド・オーキマ教授(Prof. Harold Aukema)をお招きして講演会を開催しました。オーキマ教授は長年にわたり日本の管理栄養士に相当するカナダのRegistered Dietitianの育成に尽力されると共に、栄養学および脂質生化学分野で国際的に高名な研究者としてご活躍中です。

講演内容は、前半が栄養学研究の重要性についてであり、実例として食物からの望ましいリノール酸摂取量に関する研究が紹介され、後半はカナダにおける管理栄養士業務の重要性とその教育システムについて、日本語を入れたパワーポイントのスライドで詳しく紹介されました。カナダでは4年制大学における栄養学の履修のみならず、卒後のインターンシップを優秀な成績で修了しなければ資格試験の受験資格が得られないため、学生さん達が大いに努力する姿勢が紹介され、資格取得後の社会に対する貢献度の高さも伝えられました。

当日は、講演中は勿論、講演が終わった後も様々な質問が寄せられたため、オーキマ教授は本学における関心の高さに大変感銘を受けられた様子でした。お帰りになる際、「是非また鈴鹿に来たいと思いますし、鈴鹿からも是非マニトバにいらしてください。大歓迎しますよ!」とのメッセージを頂いたのは、とても嬉しいことでした。