地域総活躍社会のための慢性疼痛医療者育成コース修了式が、碧鈴祭前日の11月7日(金)1限に白子キャンパスs1701室で執り行われました。修了者36名のうち18名が参加し、修了証が授与されました。
このプログラムでは、1年次後期の講義と2年次8月の体験型学習ワークショップの両方を受講し、単位取得した学生に対して修了証が授与されます。当日は、豊田長康学長から学生一人ひとりに修了証が手渡されました。 その後、「このプログラムは両大学の多くの教職員が時間をかけて作り上げたもので、受講した学生から評価が大変高い。両大学の学生が一緒になって、慢性疼痛をテーマにディスカッションを行うことは、大変貴重な機会になったと思う。今後も地域医療に関わる医療者のコミュニティの輪を広げ、この経験を活かして今後も活躍していただきたい。」とお祝いの言葉が述べられました。また今年度は多くの慢性疼痛教育委員の先生方にもご参加いただき、ひとりずつ学生に向けて温かい言葉が贈られました。
この教育プログラムは9年目を迎えます。「慢性疼痛で学ぶチーム医療(基礎)」は、三重大学では遠隔形式で、本学では対面で行われています。開催形式が異なる中、主担当の鍼灸サイエンス学科 鈴木先生、白子教務課 山崎課員にトラブルに対応いただき、講義システムを確保していただいています。また「慢性疼痛で学ぶチーム医療(実践)」については、主担当の放射線技術科学科 荒井先生を中心に昨年12月からワーキンググループを組み、話し合いを重ねて内容をアップグレードしました。新しく盛り込んだ内容についても学生から高い評価を得ることができました。他の選択科目と同様に、両大学ともに履修者数の確保が課題になっていますが、このプログラムの特徴をアピールする機会を積極的に開拓し、今後もますます内容を充実させていきたいと考えています。
最後になりましたが、本プログラム実施にあたりご協力いただきました両大学の教職員の皆様、ワークショップのお手伝いをしていただきました本大学の上位学年の修了生、すずみえ、本大学大学院のティーチングアシスタントの皆様に心より感謝いたします。
-慢性疼痛教育委員長 丸山 淳子-













