SUMS自然農園でブロッコリーの種まきをしました

2024年01月12日

1月9日(火)、保健衛生学部 医療福祉学科 医療福祉学専攻 合田ゼミ生2名が、「家庭教師みっけ」(※1)から子どもたち3名と保護者様1名、代表職員さん1名をSUMS自然農園にお招きして農作業を行いました。2023年8月21日、10月18日に続いて、3回目の協働作業になりました。この日の作業は、ブロッコリーの種まきでした。今回蒔いたブロッコリーの種は、キャンパス農園の活動にご賛同いただいた近隣の農家さんの仲介で、和歌山県にある橋本自然農苑(※2)さんから、自然農法で自家採種したブロッコリーの種を提供していただきました。

作業の前に、農薬、化学肥料の影響、F1種(※3)のこと、そして、このキャンパス農園では自然栽培をしていることをお話すると、参加者から「知らなかった」「気にしてなかった」「これから蒔く種は貴重なんだ」といった感想がありました。作業の後には、子どもたちから「楽しかった!」という感想があり、保護者様や職員の方から、農薬がかかっていない土なんだから「もっと土に触って帰ろう」と子どもたちに話しかけてくれ、移植ごてで土を掘りながら、草引きもしてくれました。春までは園芸トンネルの中にある苗ポットで育て、そのあと畝へ定植する予定です。

本学では、SUMS自然農園を通して、農薬や化学肥料を使用せず自家採種された野菜を育て、食べることによって、「自然環境に負担をかけないことや食の安全」「地域の在来種を守り食の伝統や文化を継承すること」から、福祉対象者への支援や制度などによる対症療法的な福祉だけでなく、根治療法的な福祉についても考えていくキャンパス農園活動を行っていきます。

-保健衛生学部 医療福祉学科 准教授 合田盛人-

(※1)「家庭教師みっけ」は、発達にかたよりのある子ども専門の家庭教師事業を展開しており、代表の田中さんは、医療福祉学専攻の卒業生で、社会福祉士を現役合格してこの事業を立ち上げています。千代崎キャンパス内に「SUMS自然農園」の設置を提案してくれたのが在学生当時の田中さんです。
ホームページ:https://www.kateikyoushi-mikke.com/
インスタグラム:kateikyoushi_mikke

(※2)橋本自然農苑は、「土がきれいになれば世界が平和になる」を信条に、1998年から無肥料・無農薬にて有機肥料さえも使わずに、そこで採った種をそこに播く自家採種をし、栄養価が高く生命力の強い野菜を栽培しています。
ホームページ:https://www.hashimoto-farm.net/

(※3)F1種とは「Filial 1 hybrid」で、交配種や一代雑種などと訳され、優れた性質になるように人工的に交配された品種です。収穫時の見た目がよく形も揃いますが、F1種の作物から採種して種まきしても、次世代でできる作物はすべて同じ形質にはならないので、種苗会社などから毎年F1種を購入しなければなりません。