学科長 メッセージ
今こそ、鈴鹿医療科学大学で「看護」を深く、広く学びましょう
2020年当初から世界中に及んだCOVID-19のパンデミックは、私たちの日常生活と医療現場に大きな影響を及ぼしました。当たり前にできていたことが当たり前にはできなくなりました。このような時代だからこそ、本学の〈教育理念〉である「知性と人間性を兼ね備えた医療・福祉のスペシャリストの育成」がますます期待される機会となりました。
看護職は、生まれたばかりの赤ちゃん・子どもから高齢者までの多様な成長発達課題の人々を対象に、そして急性期から終末期・緩和ケアとあらゆる健康レベルにある対象者とその家族を対象に、医療施設での地域医療から在宅医療までの幅広い場でケアを実践することが求められます。そのためには、医療や看護の知識や技術はもちろんのこと、コミュニケーション力や高い倫理観をもとに看護師として何をすべきかの判断とそれに基づく実践力が必要になります。これらがすべて身につく学びが鈴鹿医療科学大学看護学部にはあります。1年生の医療人底力教育にはじまり、4年生の卒業論文まで、系統的に学んでいきます。さらに、医療・福祉の総合大学としての強みを活かして多職種協働によるチーム医療についても身につけていきます。COVID-19感染症により臨地実習に行けない期間もシミュレーション教育やロールプレイ等による体験学習を通して、知識や技術を活用して対象や状況に応じた看護を実践するだけでなく、臨地実習施設の指導ナースたちとオンラインでつながり、現場の雰囲気を少しでも感じるとともに、現場のナースの思いを知る機会を設けてきました。ひとへの深い関心と理解、そして感性とコミュニケーション力を育み、いのちとくらしを守り支える看護の心と技を学びませんか。そのために社会情勢に応じて柔軟に、そしてもとに戻るのでなく、新たな学修環境を一緒に創造していきましょう。看護学部看護学科教員一同、あなたの学びや成長をサポートしていきます。鈴鹿医療科学大学看護学部で看護職としても、人としても豊かに成長していきましょう!