第3回看護学部市民公開講座を開催しました

2023年08月09日

8月5日(土)13時~14時30分まで、白子キャンパス1号館1701教室において、第3回看護学部市民公開講座を開催しました。
テーマは「人生会議をもっと身近に-もしバナゲームを使って考えてみよう!-」であり、看護学部成人看護学 辻川真弓教授と成人看護学教員5名によりワークショップ形式で実施しました。

「人生会議」とは、自分が望む人生の最終段階の医療・ケアについて家族や大切な人と前もって話し合っておくことです。今回の講座では、人生会議の説明の後、「もしバナゲーム」を用いて、4人一組になって、自分が人生の終わりにどう過ごしたいかを考える時間をつくりました。「もしバナゲーム」はトランプのようなカードで、人生の終わりに多くの人が重要と思うことが書かれています。参加者はゲームを通して、自分が大切にしたいと思うカードを選んでいきました。メンバーは初対面の人も多かったのですが、和やかに実施され、いろんな価値観に触れ勉強になったという意見をいただきました。

参加者は44名であり、参加された皆さんからは、「人生会議というと少し重い感じがしていたが、ゲームは楽しかったし、自分の大切にしていることに気づくことが出来た」「自分が大切にすることを、家族に伝え話し合うことの大切さを感じた」「姉妹で参加したが、意外な姉の思いを知る機会になった」などの意見をいただきました。

私たち成人看護学教員も、皆さんから「楽しかった」「暑い日だったけど参加してよかった」と声をかけていただき、一緒に有意義な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

-看護学部-