桜の森白子ホームで、職員を対象とした認知症ケアに関する研修会を開催しました

2019年09月12日

8月27日(火)および9月4日(水)の2日間にわたり、看護学部教員による桜の森白子ホームの職員を対象とした研修会を行い、計64名の方にご参加いただきました。

第1部では、老年看護学を担当する田中和奈教授によって、認知症ケアの基本、介護施設における接遇、多職種連携の在り方について講義を行いました。また、第2部では、老年看護学教員による認知症ケア場面を再現したシミュレーション教育を実施しました。その後のグループワークでは、介護職の方を中心とした活発な意見交換が行われ、大変有意義な時間となりました。また、実施後のアンケートでは「自身のケアを見直すよい機会となった」といった肯定的な評価もいただきました。

桜の森白子ホームでは、9月から看護学部の3年生が老年看護学実習でお世話になります。施設に入所される方への質の高いケアと、学生のよりよい実習環境の構築を目指し、今後もこのような研修会を随時開催し、施設職員の方々と教員とがともに学ぶ機会を作って参りたいと考えております。

看護学部看護学科 老年看護学
田中和奈・森山小統子・服部桃子