医療科学研究科 論文審査基準

医療科学研究科 論文審査基準

医療科学研究科医療科学専攻における学位論文審査は、以下の達成水準を前提に、論文審査基準に基づき総合的に評価し、合否を判定する。

達成水準

【修士課程
自らの専門分野について、科学的な思考と方法によって将来研究を遂行するための基礎的な専門知識と技術を身に付けていることが認められる。

【博士後期課程】
修士課程の水準に加えて、自立した研究者として、学術的に新規性、独創性のある研究をより高度な知識と技術を用いて遂行し、各専門分野の発展に寄与・貢献することが認められる。

論文審査基準

1. 学位申請者が主体的に取り組んだ研究成果である。
2. 研究の背景を正しく理解し、研究の目的とテーマが明確である。
3. 科学的な思考と方法により遂行している。
4. 研究結果を正しく評価し、論理的な結論を導いている。
5. 研究の限界や今後の展望に言及している。
6. 研究の全プロセスにおいて倫理的手続きを適切に実行している。

審査委員の体制

学位審査委員
修士課程   主査1名 副査2名
博士後期課程 主査1名 副査2名 以上

審査の方法

提出論文及び論文発表会における口頭発表について論文審査基準を基に審査委員が審査を行い、審査報告書を作成する。最終的な合否判定は、審査報告書に基づいて、研究科委員会において行う。