11月30日(日)桑名市にて、市民公開講座「薬膳ってなに?」が開催され、本学副学長で日本薬膳学会代表理事の髙木久代教授が講師を務めました。
本学と桑名市は昨年12月に、地域の健康づくりや教育・研究分野の連携を目的に包括連携協定を締結しており、本講座はその連携事業の一環として開催されたものです。女性のウェルビーイングなまちの実現を目指す桑名市は、女性の心と身体の健康をテーマとした全5回の市民講座を企画しており、第1回と第3回の講座を髙木副学長が担当し、薬膳について講演します。
当日は約60名の市民の皆さまにご参加いただき、薬膳の基礎知識や日々の食生活への取り入れ方について理解を深めていただきました。講座では、髙木副学長が、食材の特性を理解し、季節・年齢・性別・体質に合わせて選ぶことの重要性を分かりやすく解説しました。特にこれから迎える冬は寒さで身体に不調を招きやすい季節であるとして、ショウガやネギ、ラム肉など身体を温める食材の活用法を紹介しました。また講座後には、髙木副学長の説明を聞きながら「鱈と根野菜の酒粕煮」「豚バラ肉の柔らか煮八角風味」「もち麦生姜ご飯」等を盛り込んだ薬膳弁当を味わい、参加者の皆さまに薬膳の魅力を体感していただきました。
なお、来年2月8日(日)にも桑名市で薬膳講座の開催を予定していますので、皆さまお誘いあわせのうえ、是非ご参加ください。










