10月6日(木)千代崎キャンパスにて、学生・教職員を対象とした防火・防災避難訓練を実施しました。訓練は震度6強の地震と火災発生を想定し、鈴鹿消防本部予防課の立ち会いのもと、学生・教職員合わせて約873名が参加しました。
地震発生を知らせる全館放送により1分間のシェイクアウト訓練を行い、学生は各待機場所から教職員の誘導に従い速やかに指定場所へ避難しました。避難後には、約100名の学生と教職員を対象とした、訓練用消火器を用いた消火体験、起震車体験、救急救命体験(AED)、応急処置の実演を実施しました。今後予想される東南海地震の震度7クラスの揺れを体感したり、昨年から導入した救急救命では、消防署員の指導により心肺蘇生法やAEDの使用方法を学び、非常時にとるべき行動について理解を一層深めることができました。また、今回2名の学生の協力を得て、骨折及び火傷の怪我を想定した応急処置の実演を看護学科の紀藤千春助教により実施しました。これには、多くの学生及び教職員が見学し、消防署員も指導力に関心しておられました。
今回の訓練をきっかけに、地震発生時の初期行動として身の安全の確保や、日常での避難経路の確認など、学生・教職員が常に意識を持って非常時に冷静で的確な判断ができることを切望します。また、今後も防災避難訓練を継続して行い、地震や災害に対する危機意識を高めていきたいと思います。