7月4日(木)にJiří Kozelka教授(チェコMasaryk University、フランスParis Cité University)を白子キャンパスに招き、「演題:Mechanism of Formate Oxidation by NAD-dependent Formate Dehydrogenase: Computational Studies on Near-Attack Conformations(NAD依存性ギ酸脱水素酵素によるギ酸酸化のメカニズム:Near-Attack Conformations に関する理論計算研究)」について講演を行っていただきました。
また、講演の前には薬学科の植村雅子助教や薬学研究科の山田拓磨院生と、それぞれ抗がん白金錯体に関する研究について情報交換を行いました。
Kozelka先生は本学薬学科の米田誠治教授がパリ第五大学に留学されていた時の指導教員で、京都で開催された国際学会に参加する為に来日されたことで、今回の特別講演会が実現しました。三重県内を案内された米田教授によると、Kozelka先生が最も気に入られた日本食はおかげ横丁で食べた「めかぶの酢の物」で、奥様のAnnaさんは来日前から「豆腐」が大好物だったそうです。もちろん、三重県で食べたお寿司や松阪牛にもとても感激されていたようです。
今後も海外の著名な研究者を本学に招き、教員と学生の国際交流の機会を積極的に設けたいと思います。
―薬学科長 西田圭吾(薬学会東海支部連絡委員)―