本学教員と松阪高等学校の生徒による探究学習の成果が発表されました

2024年05月24日

4月24日(水)にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)ポスター発表会が松阪高等学校で開催され、本学薬学科の山本篤司助教と共同で探究学習に取り組んだ松阪高等学校の生徒4名が、「結局、薬のマブダチは??」というユニークなタイトルで成果発表を行いました。

「お薬は水で飲むのが良いとされているが、身近な飲料で服用するとどのような影響が生じるのだろうか?」という生徒の疑問から、本探究学習が始まりました。4種の市販薬それぞれを10種の異なる飲料(ぬるま湯、冷水、お茶、清涼飲料水、アルコール、コーヒーなど)に投入してから崩壊するまでの時間を、本学の崩壊試験機にて測定しました。市販薬と飲料の組み合わせによっては薬の崩壊に長い時間を要する場合があり、水で服用することの重要性を改めて確認することができました。

今回のように、生徒自らが課題を設定して行う探究学習を、本学の教員がサポートする取組みが広がることを期待します。

-薬学部 薬学科 教授 米田誠治-