「第15回薬学部健康講座」を開催しました

2022年11月29日

11月26日(土)13時より、白子キャンパス1号館1701教室において第15回薬学部健康講座を開催しました。今回は、「健康的に年を重ねるために-認知症の理解を深める-」と題して本学薬学部薬学科長の三輪高市教授にお話をいただきました。

講演では、認知症になりやすい人、なりにくい人などの興味深い話から、アルツハイマー病の新薬として注目されているレカネマブの詳細についてなどの最新の情報もわかりやすく紹介していただきました。また、認知症の発症率が女性の方が高い理由と、どのようにすれば発症率を減らせるかなどの具体的な対処法や、先生が研究されている高血糖と認知機能との関連についての研究成果についてもお話いただきました。来場者からは認知症について幅広く理解できたとの感想をいただきました。

一昨年新設されました1号館7階の教室で講演会を実施しました。大きな教室でしたが、130名に近い参加者となりとても活気溢れる講座となりました。また、会場が7階にあるため、教室や隣接するラウンジから見下ろすことができる鈴鹿市内の眺望も存分に楽しまれていました。

薬学部健康講座は薬学部が新設された2008年から継続的に実施しております。新型コロナウイルス感染症のため今回は3年ぶりの開催となりましたが、多数の市民の方々に参加いただき誠にありがとうございました。次回も来年の秋頃に開催する予定ですので、皆様の参加をお待ちしております。