「医療人底力実践(応用)」実習報告会について

2022年11月04日

2022年10月22日(土)2限に、2022年度「医療人底力実践(応用)」実習報告会がZoomで行われました。今年度の実習も、少なからず新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けました。当初は25名の履修登録があり5施設での実習を予定していましたが、実習中止および実習に際しワクチン接種やPCR検査の実施が必要となった施設が生じ、最終的に3施設において16名の学生が実習を受けました。やむを得ず履修取り消しされた学生の皆様に対しご希望に添えず申し訳なく思います。

報告会は、本科目の代表教員であるリハビリテーション学科の野口佑太先生(作業療法学専攻)の司会により、各施設10分の持ち時間で実習内容や実習を通しての気づきなどが報告されました。この実習は、多職種連携やチーム医療教育の総仕上げと位置づけられていますが、報告会は底力教育で学んだディベート、グループワーク、プレゼンテーションのスキルをフル活用する場でもあります。各施設の発表後には、学生間で的確な質問、適切な回答も行われ、とても素晴らしい実習報告会であったと思います。報告会には18名の教職員が参加し、実習施設の桜の森病院、三重大学医学部附属病院の実習担当者様にも参加いただきました。施設の方々からのコメントを紹介します。「患者のために何ができるかを考えたとき、色々な部門のスタッフが関係して医療を提供していることを学んでいただけたと思う」、「初めて多職種連携に関する実習生を受け入れ、院内の多職種の協力で準備した」、「我々も学生の考え方を学べた」、「自職種の専門職のベースをしっかり修得することは重要」、「自職種のみならず多職種の視点で考えることができた」、「ケアプランの作成の際、チームとしての目標を一つとして取り組むことの重要性を理解してもらえた」

本実習は、実習医療機関の特性から各施設において同じ内容のプログラムを行うことは難しいと思われます。報告会を行うことにより各施設における実習内容を共有することで、多職種連携の学びが益々深まったと思われます。発表内容は、学内者に配信中の報告会動画により確認できますので是非ご覧下さい。特に3年生の皆さんには、来年3月末に開講される「事例で学ぶ多職種連携」や4年次開講の本授業「実践で学ぶ多職種連携」の受講を検討される際の参考になりますので視聴を勧めます。

今年度の実習を振り返り、来年度の実習を益々充実したものにしていく所存です。最後になりましたが、コロナ禍であるにもかかわらず実習にご協力いただきました3施設の関係者の皆様を始め、委員会委員の先生、授業担当の先生、事務局の皆様に感謝申し上げます。

-多職種連携教育委員長 吉子健一-