作業療法学専攻のバーチャルリアリティ(VR)を活用した授業「VR施設見学」が行われました

2021年11月29日

11月26日(金)1限目に、作業療法学専攻の1年生を対象としたバーチャルリアリティ(VR)を活用した授業「VR施設見学」が行われました。

本取り組みは、「医療人底力実践I(学科プログラム)」における早期体験実習の代替手段として行われたものです。

早期体験実習は、医療や福祉に関わる職種を目指す学生にとって、現場を初めて体験する貴重な機会です。しかし、昨年度からCOVID-19 の感染拡大により、初学年の学生が施設へ訪問することが困難となり、早期体験実習が実施できない状況となりました。そこで、感染リスクを最小限にし、擬似的に施設の雰囲気を体験できる方法として、県内3 施設のご協力のもと、リハビリテーションに関わる施設(各種部屋や機器等)のVR映像を作成しました。授業では、学生がVRゴーグルを装着し、野口佑太助教が映像に合わせた施設の説明を行いました。

実施後、学生から「作業療法士の職場をVRで見ることができ、実感が湧いた。不安だった実習にもスムーズに入れそう」、「実際に病院に行ったような体験ができた。この先、実習に行く具体的なイメージをもつことができ、楽しく学べて有意義な授業だった」との感想が聞かれました。

今後も学生の学びを深めるために様々な取り組みを実施していきます。