放射線技術科学科の教員による遠隔授業の教育効果に関する研究成果が、Journal of Nuclear Medicine Technology誌に掲載されました

2021年06月07日

COVID-19のパンデミックに対する感染防御のため、多くの教育機関で従来の教育方法からの変革を余儀なくされています。本学においても2020年前期は遠隔授業となりましたが、この授業形式の教育効果については全く明らかではありませんでした。

そこで、放射線技術科学科の中舍幸司准教授らは、核医学検査授業の遠隔授業の満足度や理解度などについて学生にアンケート調査を行い、遠隔授業の教育効果を詳細に解析しました。

その結果、遠隔授業はチャット機能を活用することで教員に気兼ねなく質問できることや、学生自身のペースで勉強できること、さらに通学時間が無くなった分だけ効率よく勉強ができるなど、多くの優れた点があることが分かりました。この調査結果から、遠隔授業は従来の対面授業と同等の教育効果があり、学生の満足度や理解度には非常に高いものがあることが分かりました。

この研究には、放射線技術科学科 中舍幸司准教授、安田鋭介教授、武藤裕衣教授、松浦佳苗准教授、東出了准教授、荒井信行助教が参画し、研究成果は国際誌Journal of Nuclear Medicine Technologyに掲載されました。

COVID-19は今も猛威を振るっています。COVID-19が終息しても、いつ新しい感染症が襲来するか分かりません。そのため、遠隔授業は今後も一つの教育ツールとして考慮すべきものと考えられます。

掲載論文:
Nakaya K, Yasuda E, Muto H, Matsuura K, Higashide R, Arai N. Educational Effect of Remote Lectures for Students Aiming to Become Radiologic Technologists: Questionnaire on Nuclear Medicine Examinations. J Nucl Med Technol 2021; 49(2): 164-169.

https://doi.org/10.2967/jnmt.120.258194

-副学長(大学院・研究担当)鈴木宏治-