8月23日(土)千代崎キャンパスにて、市民公開講座「夏休み!臨床工学×サイエンスフェア」を開催しました。本学科ではこれまで春の市民公開講座や大学祭を通じて地域交流を進めてきましたが、夏休みに小中学生と保護者を対象とした体験型イベントを企画するのは今回が初めてです。
定員を超える多数の申し込みがあり、厳正な抽選のうえ約100名の児童・保護者の参加を得て、前半・後半の二部制で実施しました。レゴブロックを用いたプログラミング、電子工作、紫外線を利用したレジンアクセサリー作りを通して「光とものづくりの不思議」を学ぶほか、ブラックライトによる「手洗いの科学」体験で、洗い残しの汚れを“見える化”し、感染予防の重要性を楽しく学びました。臨床工学技士の重要な業務である人工透析についても実験を通して学びました。参加者からは「科学が身近になった」「医療のお仕事に興味を持った」といった感想が寄せられ、親子で熱心に取り組む姿が印象的でした。
本学科では、こうした体験を通じて子どもたちに医療と科学の魅力を伝えるとともに、地域に開かれた大学として今後も継続的な企画を展開してまいります。
-臨床工学科-