第5回看護学部市民公開講座を開催しました

2025年07月28日

7月26日(土)白子キャンパスにて、「慢性的な痛みへの対応方法:薬に頼らない痛みのコントロール方法」をテーマに、看護学科主催の市民公開講座を開催しました。公開講座は3部構成とし、老年看護学の田中和奈教授と精神看護学の萩典子教授による講義や体験演習を行いました。第1部では、慢性的な痛みへの対応方法に関する講義を行い、痛みの記録日誌を実際に参加者の方に記載をしてもらい、自身の痛みの状況を可視化することの重要性について学んでいただきました。第2部では、漸進的筋弛緩法の講義と演習を行い、第3部はアロマセラピーの活用方法についての体験演習を行いました。

公開講座には、10代から90代までの鈴鹿市民の方59名にご参加いただき、講座後のアンケートでは、「講義、体を動かす、アロマ体験と、とても変化に富んで楽しかった」、「薬に頼らない疼痛コントロール方法が参考になった」、「今回学んだ内容を今後活用していきたい」などのご意見をいただきました。また、「アロマセラピーや筋弛緩法を体験して、痛みが緩和したのを実感しました」という感想を複数の参加者の方からいただき、痛みの緩和に効果を感じていただけたことを担当教員一同とても嬉しく感じました。

-看護学部-