放射線技術科学科 画像読影システム実習室を開設しました

2025年04月25日

2025年度に放射線技術科学科実習室内において、新たに画像読影システム実習室を開設しました。

画像読影システム実習室では、PACS(医療用画像管理システム)、SYNAPSE SAI ビューア、3D画像解析システム(SYNAPSE VINCENT)を搭載したPC24台を導入しました。本実習室では2025年度前期学内実習より稼働し、学内実習SAIビューアを用いて画像読影やSTAT画像報告、またVINCENTを用いて3D画像処理体験を行っています。現在の診療放射線技師の業務内で画像のチェック(読影補助)をしている施設も多くなっています。また臨床現場では3D画像の重要性も高まり、詳細な3D画像を提供することで診断能の向上に繋がっています。学生には学内実習でこのようなことも体験し、診療放射線技師になるための技術の向上を図っています。本実習室ではPCを24台設置しており、学生一人一人がPCを操作して実習を行うことができます。

本学科では、現在の臨床現場のニーズに合う診療放射線技師の排出を目指しています。今後も新しい技術を取り入れ、学生が臨床現場に出たときに即戦力となれるように、さらなる教育をしていきたいと思います。

-保健衛生学部 放射線技術科学科 准教授 中舍幸司-