管理栄養学専攻の学生がラグビー選手の「栄養見守り」を行います

2022年08月05日

本学管理栄養学専攻の3年生有志27名が、鈴鹿市を本拠地とするラグビーチーム「三重ホンダヒート」に所属する若手選手9名の栄養指導を行うことになり、8月3日(水)に両者の初顔合わせがありました。この取り組みは学生が栄養面からチームをサポートすることで、選手の強化や怪我の予防につなげようという全国的にも珍しい試みです。

管理栄養士を目指す学生が3人1組で1人の選手とチームを組んで、選手からコミュニケーションアプリに投稿された食事の写真を見ながら栄養面でアドバイスを行います。この日は自己紹介に次いで、事前に測定した選手の部位別の筋肉量や体脂肪量などのデータを基に、普段の食生活や食べ物の好き嫌い、生活のリズムなどについて聞き取りました。

同世代の学生による食事のサポートが選手のモチベーションの向上にもなり、学生もトップ選手と関わりを持つことで管理栄養士の資格取得へのモチベーションを更に高められると期待しています。

【取り組みについて】
■目的
(1)怪我の予防などコンディションに直結する栄養指導を徹底し、選手のパフォーマンスを向上させる
(2)管理栄養士を目指す学生にトップアスリートとの交流、実践経験の場を提供する

■取り組み内容
(1)チーム全体への栄養指導
(2)選抜された選手への個別栄養指導
(3)精密測定器(InBody)を用いた体組成測定

■実施期間:2022年8月~2022年12月まで(予定)