令和3年度の実験動物感謝式を3月10日(木)に千代崎キャンパス実験動物施設横の動物慰霊碑前にて行いました。新型コロナウイルス感染防止のため、昨年同様に私と研究振興課員の少人数で行いました。
令和3年度に犠牲となった実験動物数は、マウス1393、ラット233、鶏胚270匹の合計1896匹でした。これは昨年より567匹の増加です。昨年は、新型コロナウイルスの影響で動物実験数が大きく縮小されましたが、本年は増加となりました。このことは、コロナに対応しつつ動物実験を行っていることが示唆されます。また、年間承認件数は、新規5件となっています。
本学では動物愛護の精神に基づき、動物に無用の苦痛を与えないように細心の配慮を行っています。動物実験に関する講習会を必修とし、また実験計画が本学で定めた動物実験指針に適合しているかを厳正に審査しています(動物実験指針および動物実験倫理委員会規程は本学ホームページで公開しています)。
-動物実験施設運営委員会 委員長 三浦俊宏-