本学教員が第34回金属の関与する生体関連反応シンポジウム(SRM2025)を開催しました

2025年12月10日

2025年6月7日(土)〜8日(日)に、第34回金属の関与する生体関連反応シンポジウム(SRM2025)が本学の白子キャンパス6号館で開催されました。本シンポジウムは、金属イオンや元素、金属錯体、金属含有タンパク質など、金属が関わる様々な物質について広く討論することを目的としています。今年のノーベル化学賞で注目を浴びたMOF(有機金属構造体)に関係の深い研究内容も含まれます。

SRM2025には、会期の2日間を通して、県内外から96名の研究者が参加されました。特別講演として、大阪大学大学院工学研究科の菊地和也 教授と鈴鹿医療科学大学薬学部の川西正祐 客員教授にご登壇いただきました。また、一般講演51題(口頭発表15題、ポスター発表36題)が発表され、活発な議論が行われました。7日の夜には、ホテルグリーンパーク鈴鹿で懇親会が開催され、鈴鹿や三重の魅力を参加者の方々に味わっていただくことができました。

シンポジウムの準備や運営には、本学の大学院生や学部生も参加し、シンポジウムの参加者を高いホスピタリティでお迎えすることができました。近年、本シンポジウムの参加者数はコロナ禍も相まって低下傾向でしたが、以前のように回復させることができ、参加者の皆様のご協力のもと、盛況のうちに閉会しました。

https://srm2025.symposium-hp.jp/index.html

本シンポジウムは本学薬学科の米田誠治 教授が実行委員長を務め、西田圭吾 教授、植村雅子 助教、廣森洋平 助教、伊藤佳介 助教が実行委員として運営に携わりました。