12月7日(日)白子キャンパスにおいて、「新しい薬膳への挑戦」をテーマに第10回日本薬膳学会学術総会を開催しました。
市民公開講座では、タレントで、国際薬膳師資格認定機構役員である麻木久仁子さんが「薬膳とわたし」と題して、薬膳を学ばれた背景と魅力について解りやすくお話されました。また、薬膳ランチセミナーでは、髙木久代 代表理事より「心も体も温まる健美薬膳」と題して、薬膳弁当の内容と体を整える旬の食材について解説されました。
学術総会は、髙木久代 代表理事、豊田長康 学長、長村洋一 大会長、三浦俊宏 教授、浦田繁 教授によるシンポジウムが開催され、薬膳のこれからの方向性と将来像の実現に向けた指針が示されました。その後、原 英彰 岐阜薬科大学理事長による「ウェルビーイングにおける薬膳の役割」、栃谷史郎 教授による「母体腸内細菌叢の世代を超えるはたらき」、史 麗萍 天津中医薬大学教授による「中国の薬膳の現状」について興味深い内容のご講演をいただきました。講演内容は海外にライブ配信され、中国、台湾などの専門家の方々が視聴されました。
企業展示も出展いただき、学会と共同開発した商品が即日販売されました。会員の方々は元より、学生たちも参加し、薬膳・食養生の最新事情について教養を深めた内容の濃い第10回記念の学術総会になりました。講演後は、薬膳パーティーが開催され、ご参加いただいた方々の親睦も深めることができました。
-日本薬膳学会学術総会 事務局長、保健衛生学部 鍼灸サイエンス学科 教授 山本晃久-










