2025年度「実践で学ぶ多職種連携」実習報告会について

2025年10月08日

「実践で学ぶ多職種連携」の実習報告会が、実習施設の担当者、豊田学長、科目担当教員のご参加をいただき、9月27日(土曜日)に白子キャンパスで開催されました。2025年度は38名の学生が8グループに分かれ、8月19日から8月29日の期間に、いなべ総合病院、村瀬病院、鈴鹿中央総合病院、鈴鹿回生病院、桜の森病院、三重中央医療センター、松阪総合病院、一志病院の各施設で3日間の実習を行いました。

実習報告会は、1限目に発表内容の最終調整や発表練習、2限目にA、Bの2グループに分かれて報告会が行われました。私はAグループの報告会に参加しました。施設の担当者からいただいた「学生が考案したケアプランは職員が思いつかなかった斬新なアイデアで、患者に適用したところ効果が確認できた」というコメントが強く印象に残っています。報告会を通して、この実習が多職種連携教育ピラミッドの頂点にふさわしい学びであったと感じました。豊田学長は、この実習が将来の医療現場における貴重な経験になるとお話しされました。さらに、本学学生のスキルの高さを実感したとの感想をいただきました。なお、「事例で学ぶ多職種連携」と「実践で学ぶ多職種連携」の2科目を修得した32名の学生には、学長から「SUMS多職種連携教育Advancedコース修了証」が授与される予定です。3年生、4年生の皆さん、多職種連携に関する知識やスキルを「実践で学ぶ多職種連携」の受講でさらに積み上げませんか?

最後になりましたが、今年度の実習をお引き受けいただきました施設の皆様を始め、本授業の実施にご尽力いただきました科目代表の野口佑太先生、また施設への引率から報告会に至るまで熱心にご指導いただきました教員の皆様、委員会委員、事務局の皆様に心より感謝申し上げます。

―多職種連携教育委員長 吉子 健一―