2026年4月に開設する「薬学部 薬科学科(4年制)」の記者発表を7月7日に行い、髙木純一理事長、豊田長康学長、大井一弥薬学部長、佐藤英介薬科学科長(就任予定)が出席しました。
「薬学部 薬科学科(4年制)」は、私立大学としては東海4県(三重、愛知、岐阜、静岡)で、初の設置となります。
薬科学科(4年制)は、薬剤師を養成する「薬学科(6年制)」とは異なり、薬学を基礎として健康と美容を科学し、医薬品、化粧品、健康食品の研究開発や品質管理、企画営業などに携わる人材を養成します。登録販売者、毒物劇物取扱責任者、健康食品管理士、医療薬膳師の資格を取得することが可能です。
本学は2024年5月に県内の製薬・化粧品・医療機器などの企業43社で構成される「三重県薬事工業会」と包括連携協定を締結しました。医薬品・化粧品・健康食品産業は今後ますます発展する分野ですが、県内の大手製薬会社の生産工場や地元製薬企業では、化学や生物学、薬理学など幅広い知識をもつ薬学系の人材不足が課題となっています。「人材育成に協力を」という三重県薬事工業会からの要請を受けて、今回の設置に至りました。
企業と連携した教育プログラムを展開し、在学中から企業での早期体験学習やインターンシップなどで実践力を養い、卒業後すぐに現場で活躍できる人材を養成します。また、公務員としての就業や、大学院へ進学してより高度な知識と技術を深める進路も拓かれています。
【薬科学科概要】
名称 | 薬学部 薬科学科 |
開設時期 | 2026(令和8)年4月 |
入学定員 | 30名 |
修業年限 | 4年 |
設置場所 | 白子キャンパス |
詳細については薬科学科特設サイトを公開しておりますので、是非ご覧ください