2025年1月7日(火)、白子キャンパス講堂において「2024年度 医療人底力教育アカデミックフェア」を開催しました。本授業を通じて、学科間や教員間の交流を深めることができました。
初年次の「底力実践」は全1年生を対象とした必修科目であり、約700名が履修しています。学生は学科を横断して14クラスに分かれ、協力しながら学ぶ経験を積みました。アカデミックフェアでは、各クラスの担当教職員による評価で選ばれた優秀者14名と、学生評価で選ばれた優秀者1名が表彰され、豊田学長から賞状が授与されました。表彰後、各クラスの優秀者たちがプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは、各クラスの代表者が医療福祉や社会課題をテーマに取り上げ、収集した情報を基に分析・整理し、図表やイラストを効果的に活用しました。各発表は、問題意識を持ち、意欲的に取り組んだ姿勢が感じられる素晴らしい内容でした。
また、「底力実践」の振り返りでは、学生から次のような意見が寄せられました。
「課題発見力、情報収集力、情報分析力と整理・表現力を学ぶことができた」
「この授業を通じて、1人ではなくチームで取り組むことで、より良い成果を得られることを学んだ」
「自分で考えた議題をさまざまな立場から考察し、グループメンバーの意見を取り入れながら、より良いプレゼンテーションを作成できた」
AIが進化する現代において、情報の真偽を自ら判断し、自分の言葉で他者に伝える力や、他者と協力しながら課題に取り組む能力はますます重要になっています。今後も、この授業で得た学びをさらに発展させていくことを願っています。
最後になりましたが、ご協力いただいた教職員の皆様に、心より感謝申し上げます。
-医療人底力教育センター 福田 八寿絵-