鈴鹿医療科学大学 鍼灸治療センター

鈴鹿医療科学大学 鍼灸治療センター

センターについて

ごあいさつ

山本 晃久

附属鍼灸治療センター長 山本 晃久

本センターでは、専門分野に特化したスタッフがいます。
肩こり・腰痛・小児科疾患・婦人科系などお気軽にご相談ください。

鍼灸医学は、東アジア伝統医学の中核をなしています。補完代替医療としても注目され、統合医療にも組み込まれています。本鍼灸治療センターでは、現代医療においても欠かせない鍼灸医学による治療を行っております。
大学附属の鍼灸治療センターは、診療を行うことは当然ですが、教育、研究の場でもあります。本学鍼灸サイエンス学科の学生、また卒業生が技能の習熟のために、センター実習を行います。また、鍼灸医学など東洋医学は、個人の体質に合わせて治療方法を変えることが特徴ですが、その中においてある一定のレベルで治療の標準化が必要と考えます。これを目指して、当センターにおいて臨床研究を行っております。ここ鈴鹿から、鍼灸の新しく効果的で、かつ一般的な鍼灸師であれば施術可能な治療方法を発信していきます。

以上のように、当センターは一般の鍼灸院とは異なった機能を持っています。皆様方におかれましても、センターの役割についてご理解のうえ、教育、研究にご協力いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

組織・沿革

本センターの前身である東洋医学研究所鍼灸治療院は、鈴鹿医療科学大学東洋医学研究所の附属施設として平成11年8月に設置され、地域の保健に貢献して参りましたが、平成16年4月の鍼灸学部新設をうけ、実習施設と臨床研究施設の機能を兼ね備えた鍼灸センターとして、 平成16年10月に新たなスタートをきりました。
また、平成27年10月に鍼灸治療センターへ名称変更しました。

鍼灸治療センター長 山本 晃久
治療担当者 はり師・きゅう師の国家資格を有する鍼灸学科所属教職員

目的・方針

学生や鍼灸師の教育
本学鍼灸サイエンス学科の学生が、授業の一環として見学や治療などの実習を行っています。
また、鍼灸師の資格取得後の卒後教育施設としての役割を担っています。
社会や地域への貢献
日本および中国の伝統医学と現代医学を融合した鍼灸医療を掲げ、
地域のみならず多くの人々の健康回復と増進のお手伝いをさせていただいております。
鍼灸医学への貢献
日々の治療を通じて、鍼灸医学が皆様の健康にさらに貢献できるように症例の集積や研究を行っています。
また、より安全な鍼灸治療を目指した取り組みも行っています。

鍼灸データサイエンスの取り組み

国際疾病分類(ICD)は、WHO(世界保健機関)が死因や疾病の国際的な統計基準として定めている病気の分類です。死因や疾病の統計およびその国際的な比較や、各医療機関における診療記録などに活用されています。
2019年5月に採択された最新のICD-11には、伝統医学の分類も採用されました。WHOは2022年1月よりICD-11の運用を開始し、世界の伝統医学に関するデータを集めようとしています。
本センターは、世界に先駆けてICD-11に基づいた統計情報を作成する準備を始めています。今後、世界基準に基づいた鍼灸の統計情報を作り、匿名化された情報の一部を公開していく予定です。

ICD-11の詳細はこちらから(https://icd.who.int/en)

学習の実習施設として

本センターは平成16年秋に患者さんの治療を行うと同時に、鍼灸学科学生の臨床実習施設として開設されました。
平成19年4月より実習の一環として、学生実習を行っております。
治療室では、はり師・きゅう師の資格を持つ教職員の監督下で、学生が治療の補助を行います。
患者さんには、本センターが教育研究目的で設置された施設であることをご理解いただき、学生の実習に御協力をお願いいたします。

※学生が補助に入る場合、事前にお伝えさせていただきます。
※ご希望であれば、教職員だけでの治療も可能です。

プライバシーポリシー

鈴鹿医療科学大学附属鍼灸治療センター(以下「鍼灸治療センター」という。)は、鍼灸を用いる治療施設として、個人情報を適正に取り扱うことが鍼灸治療センターの重要な社会的責務であると認識し、以下のように個人情報の保護に関する方針を定めます。

個人情報保護方針(プライバシーポリシー)