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ごあいさつ
このたび2021年4月に緩和ケアを専門とする大学附属病院として「鈴鹿医療科学大学附属桜の森病院」を大学白子キャンパスの一角に開設いたしました。
本院は鈴鹿市医師会、地域在宅診療医療機関より要請を受け、大学附属病院としては全国初の完全独立型緩和ケア病院として誕生したものです。
患者さんに今をより大切に過ごしていただくために、地域の医療機関との連携を強化し、安心して過ごしていただけるような療養環境を目指してまいります。
患者さんおひとりおひとりに寄り添い、 患者さんを中心とした療養、ケアを病院スタッフ一丸となって提供いたします。
患者さんが望まれる場所で療養していただけるよう、 例えば住み慣れたご自宅での療養希望がございましたら、地域の医療機関と連携した在宅での療養、また外来通院での症状緩和も可能です。
また、自宅療養中における短期間での入院(レスパイト入院)もしていただけます。
患者さん、ご家族の皆様、 地域医療機関のご要望に応えられるような、そしてより良い緩和ケアを提供できる病院を目指して参ります。
院長
鈴鹿医療科学大学附属桜の森病院
理念・方針
理念
- 1
緩和ケアの提供 - 患者さんとご家族のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上を目指し、多職種連携による緩和ケアを提供します
- 2
最良の医療とケアの提供 - 地域に開かれた医療機関として、地域の皆様からの信頼が得られる最良の医療とケアを提供します
- 3
医療・福祉のスペシャリストを育成 - 質の高い緩和ケアが実現できる知性と人間性を兼ね備えた医療・福祉のスペシャリストを育成します
方針
- 1
患者さんに寄り添った医療とケア - 患者さんとご家族のニーズに寄り添った医療とケアを提供します
- 2
包括的アセスメント(評価)による症状の緩和 - 多職種による包括的アセスメントを行い、つらい症状を緩和します
- 3
患者さんの悩みをサポート - 精神的な悩みや社会的悩みなど、患者さんが抱えるさまざまな問題の支援に努めます
- 4
亡くなった後も心に寄り添いサポート - ご家族の不安や悲しみにも寄り添い、亡くなった後まで支えます
- 5
安心のある地域療養環境 - 在宅医療チームとのネットワークを強化し、地域の方々が安心して過ごせる療養環境を目指します
- 6
緩和ケア教育・緩和ケア啓発活動 - 大学病院としての特性を生かし、病院内外の医療従事者や地域の方々を対象とした「緩和ケア教育・緩和ケア啓発活動」を行います
- 7
人材の育成 - 病院での実習を通して質の高い緩和ケアを実践できる人材を育成します
権利とお願い
患者さんの権利とお願い
当院では患者さんの権利を尊重し、信頼にもとづく適切な医療を行うために、患者さんの権利とお願いに関する内容を掲げます。(これは1981年にポルトガルのリスボンで開催された世界医師会総会で採択され、1995年に改訂された患者の権利宣言を参考として作成したものです。)
-
- 1
良質な医療を受ける権利 - 患者さんには、医療提供者との相互の協力関係のもと、良質な医療を公平に受ける権利があります。
- 1
-
- 2
医師や医療行為を選択する権利 - 病気、治療、検査、今後の見通しなどの説明を受け、医師等と十分に話し合い、理解・納得したうえで、検査や治療方法などを自分の意思で選ぶことができます。また、セカンドピニオンを得る権利があります。
- 2
-
- 3
医療上の情報と説明を受ける権利 - 患者さんには、自らが受けている診察に関して十分な説明と情報の提供を受ける権利があります。診療記録の開示を求めることができます。
- 3
-
- 4
個人として尊重される権利 - いかなる状況でも、人格が尊重され、尊厳が保障される権利があります。
- 4
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- 5
個人情報・プライバシーが保護される権利 - 診療の過程で得られた個人情報およびプライバシーの秘密が守られる権利があります。
- 5
-
- 6 診療に要する費用について、その見込み額や明細の説明を受けることができるとともに、医療費を適正に支払う責任があります。
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- 7 患者さんは、医療従事者に対してご自身の身体に関する情報をできるだけ正確に伝え、理解し納得して医療を受けていただくとともに、療法上の指示を守り、医療に主体的に参加していただく事が必要です。
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- 8 すべての患者さんが適切な医療を受けられるように、当病院の規則を守り、ほかの患者さんの治療に支障をきたさないいよう配慮していただく責務があります。
病院概要
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- 所在地
- 〒513-0816
鈴鹿市南玉垣町7300番地1
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- 電話番号
- 桜の森病院 059-340-7411(代表)
〈併設施設〉
訪問看護ステーション桜の森
059-340-7420
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- 建物
- 延床面積 約3,424㎡(1,038坪) RC造平屋
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- 内容
- 医療法施行規則第30条の32の2第1項第8号
専ら末期のがんその他の悪性新生物の患者を入院させ、
緩和ケアを行う機能を担う
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- 診療体制
- 入院 緩和ケア病床数 25床 / 外来 内科
常勤医師2名、非常勤医師10名、看護師20名、看護補助者5名、薬剤師2名、臨床心理士1名、管理栄養士1名、理学療法士1名
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- 病室
- 25床(全室個室 / 一般病室23床・特別病室2床)
※特別病室料金 11,000円(税込)/日
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- 機関指定等
- ・保険医療機関
・生活保護指定病院
・労災保険指定病院
・難病指定医療機関
・被爆者一般疾病医療機関