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大学院 医療科学研究科

社会の期待に応える高度専門職医療人養成を目指しています

医療科学研究科医療科学専攻では、日々進歩し発展する医療技術に対応することができる柔軟な適応力と、より高度な知識技術をもつ医療人を育成する教育を行います。併せて、医療系の多くの分野を網羅しているという本学の特徴の利点を活用して、他分野のスタッフとも協力しチーム医療の担い手として活躍できる人材教育を行います。このような教育を通じて、地域医療を担う各種の医療機関や医療系企業で、即戦力になり、かつリーダーとして活躍できる幅広い能力を備えた高度専門職医療人の養成をめざします。
社会人学生を多く受け入れていることを考慮して、働きながら学べるように、週末に行う集中的な授業や、勤務先や自宅でもできる論文研究課題の設定など、さまざまな体制が整えられています。特に医療画像学及び放射線治療学分野の東京サテライトコースでは、毎月1、2回、土日の2日間をフルに使った授業を行うことにより、学生の便宜を図っています。

大学院 医療科学研究科大学院 医療科学研究科
  • 放射線情報学分野放射線情報学分野放射線科学の研究・教育を通じて、医用画像処理、医用画像情報の管理について理解を深めます。それと共に、これまでの診療放射線技術学の知識・技術に基づいて科学的かつ体系的に学びます。また、放射線領域を取り巻く環境や融合的教育にも焦点を当て、新たな知見を見出すことを目的とします。
  • 医療栄養学分野医療栄養学分野21世紀の医療は治療から予防へ。予防医学で大切なのは 食、運動、心。食の問題はこうして限りなく医療分野に近づいています。医療系に立脚した管理栄養士教育を行っている大学の大学院として、病院や企業、研究・開発機関から希求される人材を育てます。
  • 臨床検査学分野臨床検査学分野臨床検査技師を対象とした「細胞検査士養成コース」の開設
    細胞検査士資格認定試験の受験資格は、臨床検査技師として主に細胞診検査の実務に1年以上従事している事が要件となります。社会人でも就業しながら細胞検査士の資格を取得して頂けるよう教育します。大学院修了時には、修士の学位に加え、細胞検査士の資格取得が可能となります。
  • 理学療法学分野理学療法学分野理学療法学は臨床科学です。本分野では患者、障がい者、高齢者にとって「役に立つ」成果を目指して研究し、そのために必要な1「. 情報を文献からレビューする能力」、2「. 計測、分析能力」、3「. 考察、プレゼンテーション能力」の3つの能力を教授しています。
  • 作業療法学分野作業療法学分野臨床および基礎分野における作業療法について科学的根拠(エビデンス)を探求し、臨床現場で応用できる能力を身につけることを目的とします。自らの作業療法の問いを解決していくプロセスを経験することで専門的な作業療法士を育成します。
  • 医療福祉学分野医療福祉学分野社会福祉は、人間関係諸科学を駆使し、人と環境との間に介入して問題解決を目指す科学であり、高度の知識と技術が求められます。グローバルな視点を保ちつつ、一人ひとりの幸せを生み出す具体的方法を考えます。研究を通して、医療、法制度、地域開発など近接領域に強いソーシャルワーカーを目指します。
  • 臨床心理学分野臨床心理学分野臨床心理学は、自分のこころを用いて、苦悩にある人々(来談者)の心を理解し、支援する実践の学びです。本学臨床心理学分野の大学院生は、言語的療法、非言語的療法(表現療法や遊戯療法等)の両方を学び、苦悩にある人々の語りに耳を傾け、表現されたものの意味について考えることを通して、来談者の心を深く理解し、来談者自身が本来もっている自己治癒力を活性化させる過程を共にすることを学びます。
  • 鍼灸学分野鍼灸学分野鍼灸のメカニズムを探求し、基礎的かつ臨床的な研究方法を身につけ、「鍼灸研究者」としての基本を確立します。鍼灸師を対象に、臨床的な技術を持ち、治療効果を向上させる「高度臨床鍼灸師」の育成を目指します。東洋医学をはじめ、鍼灸の真髄をよく理解し、「チーム医療スタッフ」として活躍できるよう指導します。
  • 臨床工学分野臨床工学分野医療機器、特に生命維持管理装置と呼ばれる治療用医療機器に関する高度な知識を有し、医療安全対策を考案できる臨床工学の専門家を育成します。多様な医療技術における問題を広い視点で把握し、医療チームの一員として問題解決を図る能力を養います。研究テーマとしては臨床工学・医用生体工学領域における多彩なテーマを用意しています。
  • 医療情報学分野医療情報学分野グローバル化の時代を生き抜く必須の力。それは…情報の本質を見抜き処理する能力、全体を統率する能力です。医療情報学分野は、保健・医療・福祉の世界で情報を取り扱う上級専門職となる人材を育成します。
  • 看護学分野看護学分野看護学分野では、①科学的根拠に基づき探求・研究・応用する能力、②ヒューマニズムと倫理観を有し 高度な看護を実践する能力、③看護職を適切に指導・教育する能力、④看護実践を評価し改善する能力、⑤地域包括ケアシステム促進に向けて適切に調整・連携する能力を有する看護のスペシャリストを育成します。
  • 細胞検査士資格取得コース細胞検査士資格取得コース細胞検査士資格取得コースでは、細胞形態学の研究・教育を実践して、各疾患の細胞形態を理解しがん診断の理解を深めます。
    大学院修了時には、日本臨床細胞学会認定資格の細胞検査士、修士の学位取得が可能となります。また、国際細胞検査士の資格取得に向けた教育実践も行います。
  • 東京サテライト医療画像学分野
    (東京サテライトコース)
    医用画像情報管理学コース
    放射線科学の研究・教育を通じて、医療画像処理、医療画像情報管理について理解を深めます。それと共に、これまでの診療放射線技術学の知識・技術に基づいて科学的かつ体系的に学びます。また、今までの学究的領域にとらわれることなく放射線領域を取り巻く環境や融合的教育にも焦点を当て、新たな知見を見出すことを目的とします。

    ※社会人診療放射線技師対象
  • 東京サテライト放射線治療学分野
    (東京サテライトコース)
    放射線治療学コース
    現代のがん医療で重要なウエイトを占める放射線治療は、高い精度と安全性が伴って大きな効果を発揮します。本分野は、診療放射線技師の方を対象に、放射線治療の本質について理解を深め、最先端の放射線治療と安全で高精度放射線治療の実践技術を持つ放射線治療技師の育成を目指します。

    ※社会人診療放射線技師対象

大学院 薬学研究科

医療人としての薬剤師の養成と生命科学を
担う研究者の養成を目指しています

近年、三重県では、健康・医療・福祉・環境産業の創出と集積を目的とした「みえメディカルバレープロジェクト」を推進しており、これを担う人材、すなわち医薬品、化粧品、高機能食品の開発に貢献できる人材の育成が強く求められています。本薬学研究科は、地域産業の進展に貢献できる人材育成の場であり、薬剤師及び薬剤師の資格を有する専門職業人が仕事を続けながら大学院教育を受けられるという面でも非常に期待されています。
本薬学研究科では、臨床現場でリーダーシップを発揮し、複合的な問題・課題に対して理論的に解決することのできる人材、臨床現場における指導薬剤師として、後進の薬剤師及び学生の指導に当たることのできる優れた人材、高度な専門的知識と技能を有し、薬学の教育・研究に携わることのできる人材、今後開発されてくる新規開発医薬品に対応できる知識と技能を有する人材の養成を目指します。

大学院 薬学研究科大学院 薬学研究科
  • 病態解析・薬効制御学分野病態解析・薬効制御学分野近年社会的要求性、緊急性の高いがん、老年病の診断治療を念頭に、代謝改善・代謝制御に基づく薬効制御、病態解析・病態診断に基づく薬物治療に関する最先端の研究・技術について考える。これらを通して超高齢社会に対応する個別化医療、経済性に優れた医療に関する最新の高度専門的知識を習得する。また、学会・講演会などに参加し、課題研究で得られた成果を発表・討論することにより、効果的、効率的な医薬品開発を行うための能力を身につける。
  • 薬物治療設計・管理学分野薬物治療設計・管理学分野新薬開発はめざましく、各種疾患において治療効果は飛躍的に向上しています。本分野は、患者に最適な治療法は何かを探求し、少子高齢化を見据えた薬物投与設計に対して専門的知識を駆使でき、医療現場で指導的役割を担うことができる人材養成を目指します。
  • 医薬品解析・開発学分野医薬品解析・開発学分野医薬品となる可能性を秘めた成分の解析と開発は薬学研究の重要な使命の一つです。本分野では、様々な疾患に有効な医薬品成分を探索し、また既存医薬品の新しい機能を発掘するなど、新規の医薬品を創製するための研究と開発を系統的に学びます。また、病気の発症を予防する機能性食品の開発も重要であり、新しい生理活性物質の探索にも積極的に取り組みます。
  • 社会環境薬学分野社会環境薬学分野本研究分野では、社会・環境と疾病との関わりについて多角的に研究・解析し、理解していきます。特に超高齢社会をむかえた現代、がんや認知症に対する予防と治療が大いに期待されています。がん予防を目指したバイオマーカーの開発や食品成分の探索、認知症をはじめとした精神疾患に対する薬物療法の適正化などに焦点を当て、実験的手法ならびに疫学的手法により予防医学や薬物療法に影響する環境要因を探り、解決の道を探ることを目的とします。
  • 医療薬学教育部医療薬学教育部フィジカルアセスメント実習を通して、臨床現場において患者さんから医療薬学研究に資する情報を取得する手技の基本を学びます。症例解析演習を通して、患者さんから得られる情報を統合する手法の基本を学びます。
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