卒業生紹介 臨床工学科

臨床工学科 卒業生 紹介

久保公俊

患者さまの命に関わるミスの許されない現場。
現在、私は主に手術室で勤務しています。人工心肺装置など、手術に必要な機材の準備や操作を行っています。一番気を付けていることは、ミスを起こさないこと。例えば人工心肺が止まってしまうと、すぐに患者さまの命に関わってしまいます。人工心肺は必ず二人体制でチェックするなど、ミスを起こさない体制を整えています。以前、婦人科の手術をしていた時に、患者さまの容態が急変してしまったことがありました。かなり状態が悪かったのですが、準備していたPCPS(補助循環装置)を使うことで何とか一命を取り留めることができました。とても緊張感のある仕事ですが、その分患者さまの役に立った時は本当にうれしいですね。
円滑なコミュニケーションがより良いチーム医療につながる。
私たち臨床工学技士は、医師や看護師らとのチームで治療に当たります。ですので、普段からのコミュニケーションを心がけています。知識を吸収して医師に伝えたり、足りない部分は指導していただいたり。信頼していただけるような関係作りを大切にしています。特にこの市立四日市病院は他の病院に比べて新しい機材を入れることが多く、TAVI(経 カテーテル大動脈弁留置術)に関する機材も三重県で初めて導入しました。新しい手術を行う時には他の科の方も関わってくるので、そんな時もコミュニケーションの大事さを感じますね。これからも新しい知識を勉強しながら、周りから信頼される臨床工学技士を目指していきたいです。
生まれも育ちもずっと三重県。自然に囲まれた環境が魅力。
 鈴鹿医療科学大学の授業では実習が好きでした。透析の吸着実験や人工心肺の模擬練習などをやりました。人工心肺は現在の仕事でもよく使うので、実習での経験が役に立っています。ちゃんと勉強しておいて良かったです(笑)。大学を卒業してから4年間は三重県内の透析クリニックで働き、その後に今の病院に移りました。生まれてから今まで、ずっと三重県で暮らしています。三重県は自然が豊かで過ごしやすいところが魅力ですね。夏は山でバーベキューをしたり、冬はスキーをしたり。私は釣りが趣味で、休みの日は尾鷲の海まで行ったりします。釣りをしながらのんびりして、日ごろの疲れを癒しています。山も海も近いので、アウトドアが好きな人には最高の環境ですよ!