卒業生紹介 医療福祉学科 医療福祉コース

卒業生紹介 医療福祉学科 医療福祉コース

患者さまと家族の支えとなって退院へとスムーズに導く。
この伊勢赤十字病院は、救急の患者さまを断らずに受け入れて、治療を行うことが役割の病院です。そのため、治療が落ち着いた患者さまには、他の病院や施設に移っていただく必要があります。そこで、患者さまと一緒に退院先の相談を行うのが、医療ソーシャルワーカーの仕事です。担当する患者さまは、70代以上の高齢者がほとんどで、病気の症状や家族環境なども一人ひとり違います。そのため、「絶対にこれ」という答えはなく、患者さまやご家族の方たちと話しをして、より良い選択肢を探していくということになります。ルーチンワークではないところが、仕事の難しいところであると同時に、やりがいのあるところだと思います。そうやって考え出した答えに患者さまが満足してくれて「ここに来て良かった」と言われると、とてもうれしいですね。
将来の道を決めた実習での経験。
両親が共働きで、小さい頃は祖父母に面倒を見てもらっていました。だから、高校生の頃には、「お年寄りの方に何かしてあげたい」という思いから、医療系の大学へ行こうと思っていました。そう決めて進学した鈴鹿医療科学大学の実習で、「医療ソーシャルワーカー」という職業の存在を知ったんです。初めて現場で働いている様子を見た印象は、いく つもの電話に応対しながら、医師や看護師など多くの人たちと打ち合わせをしていて「かっこいいなあ」というもの。そんなあこがれが、この職業を目指すようになったきっかけです。今の目標は、信頼と安心感をもっと患者さまに持ってもらうこと。自分よりも年上の人たちと話すことが多いので、「この人に相談すれば間違いない」といつも頼られるようになりたいですね。
住み慣れた伊勢の地だから安心して働ける。
生まれてから今までずっと伊勢市で育ってきたので、ここを離れる気持ちはありませんでしたね。住んでいて安心できますし、食べ物もおいしい。そういった所が気に入って いるので、働く病院も伊勢市内にあることを前提に探していました。見つからなかったら最悪県外へ出ていかないと無理かも、と思っていましたが、タイミングよく伊勢赤十字病院が募集をかけていたので、就職先をここに決めたんです。実際働いてみて良い職場環境だなと思っています。社会福祉士は若くて自分に近い年齢の人たちが集まっているので、和気あいあいとしていますから。一番年上の方も40代前半と比較的年が近いので、話すときにも変な緊張感を持たずに話せますよ(笑)。

宇薄拓哉

患者さまの人生に関わる責任の重さを感じながら。
今年で精神保健福祉士として勤務して5年目。上野病院への入職を希望したのは、精神科の病院として三重県内でも規模が大きく、鈴鹿医療科学大学の先輩も多く勤務されているからです。現在は院内のデイケアセンターにて、精神疾患を持つ患者さまの相談業務を行い、その人に合った地域生活を送れるよう支援しています。日々感じていることは、患者さまの人生に関わっているという責任の重さです。相談内容に対して自分で考えたり、先輩に相談しながら答えを出していきますが、“これで良か ったのかな”といつも自問自答します。ただ、問題が思った通りに解決でき、患者さまから笑顔や感謝の言葉をいただいた時は、本当にうれしいですね。今では信頼を寄せてくだ さる患者さまも増えました。まだまだ勉強しないといけないことはたくさんありますが、この仕事にとてもやりがいを感じています。
学生の時のボランティアでデイケアの楽しさを発見。
精神保健福祉士を目指したのは、人の心の問題に興味があったから。実は看護師と迷い、看護師の専門学校にも合格していましたが、自分の興味が強かった精神保健福祉士になるために鈴鹿医療科学大学に入学しました。大学で一番印象に残っているのは、精神科のデイケアにボランティアに行った時のこと。ボランティアに行く前は精神疾患を持つ人に対して少し不安や偏見がありましたが、行ってみてびっくり。ボランティアということで良い意味で肩の力が抜けていたのか、患者さまと楽しく話せて、お昼ご飯も一緒に食べました。この経験のおかげで精神疾患という病気の印象がガラッと変わりました。実習でもデイケアに行きましたが、雰囲気が分かっていたのですんなり入ることができました。おかげで精神保健福祉士を目指す気持ちが一層強くなりました。
休日は伊賀や名張を回ってオシャレなカフェでゆったり。
私はカフェで過ごすことが趣味の一つ。実は、伊賀市には素敵なお店がたくさんあるんですよ。中心街の銀座通りにあるオシャレなカフェや、山間にある自然に囲まれたカフェ。 隣の名張市にも素敵なカフェが多く、休日には先輩とカフェ巡りに行くことも。いいリフレッシュになっています(笑)。大阪や名古屋が近いのも魅力ですね。友達と一緒に出掛けて、名古屋の雑貨屋さんに行ってショッピングを楽しんだりしています。基本的に日曜日休みですが、友達と相談して平日に休むこともあります。平日はしっかり働いて、休日は趣味の世界へ。オンもオフも充実した毎日を送っています!