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HOME >> 教育 >> 保健衛生学部:医療栄養学科:臨床検査コース

教育 保健衛生学部

学部長からのメッセージ

学部長 細井 哲 教授
学部長からのメッセージ高齢化社会に、高度の医療の進歩に対応できる人材育成を!

高齢化社会の到来と高度な医療の進歩により医療界を取り巻く状況も一段と多様化し、それに対応する人材の育成が急務になっております。保健衛生学部には放射線技術科学科、医療栄養学科、理学療法学科、医療福祉学科があり、“保健・医療・福祉に関する幅広い知識と高い技術”を身につけ、“人間らしさを求める医療”を学び、医療現場におけるチーム医療に、地域社会活動に貢献できる人材の育成と、それぞれの学科で取得できる国家資格の合格を目指しています。


医療栄養学科臨床検査コースでは、臨床検査医学全域に精通し、栄養学や薬学の知識も身につけて、医療、教育、行政機関や医療・食品衛生関連企業などの諸分野において活躍できる臨床検査技師を養成いたします。


放射線技術科学科
医療栄養学科
 |-管理栄養コース
 |-臨床検査コース
理学療法学科
医療福祉学科

 |-医療福祉コース
 |-
臨床心理コース
鍼灸学科
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医療栄養学科 臨床管理コース

 学科長からのメッセージ  3つのポリシー  本コースの特長  めざす資格
 カリキュラム  授業科目  科目紹介  4年間の流れ
 履修モデル  教員紹介  Q&A  

 カリキュラムマップ    


学科長からのメッセージ

医療栄養学科 学科長 森下 芳孝
医療栄養学科 学科長 森下 芳孝

「日本で数少ない医療系に立脚した管理栄養士及び栄養学にも精通した臨床検査技師の養成」

 21世紀の医療は、治療から予防へと大きくシフトしています。病気にしないという予防医学において非常に大切な要素は、健全な栄養、健全な運動、健全な心、そしてその人の健康状態に関する正確な臨床検査情報であります。本学の医療栄養学科はこの4つのうちの栄養と臨床検査の2つに重点をおいて、管理栄養士を養成する管理栄養コースと臨床検査技師を養成する臨床検査コースとして、教育、研究を行っています。

   健康な人に栄養指導を行う栄養士と違い、管理栄養士は病院の患者さんを対象に栄養指導を行います。そのため、管理栄養士は様々な疾病に対して、また同一の疾患であっても患者さんの病状や病期に応じて異なる栄養指導を行わねばならず、より高度な栄養知識や栄養指導が要求されることになります。
 古くから「医食同源」という諺があります。これは、医:病気を治すのも、食:食を摂るのも、生命を養い健康を保つためであり本質は同じだということを意味しています。近年は、偏った食生活や運動不足などの生活習慣が原因で動脈硬化を来たし、心筋梗塞や脳卒中といった疾患で死亡する患者が増えつつあります。そのような状況下で、栄養指導を担う管理栄養士の重要性が改めて見直され、その活躍が期待されつつあります。しかしながら、管理栄養士を養成するための現状の教育はどうかというと、多くは昔ながらの「良妻賢母」を目指す家政系(文系)の大学で行われております。患者の栄養指導には医学・医療に立脚した知識や技能が必要であり、本学のような総合医療系大学での教育こそが管理栄養士を真に育成できるものと考えます。また、管理栄養コースは、臨床検査コースと同一の医療栄養学科内にあることから臨床検査に関する教育も組込まれており、臨床検査に精通した(検査結果から患者の病状や栄養状態を理解できる)管理栄養士を養成できるというのも本学の特徴といえます。そのようなことから、本学は日本で数少ない医療系の管理栄養士教育を行っている大学として、病院や食品業界から非常に注目を集め始めています。

   一方、臨床検査コースは、臨床検査技師を養成いたします。医師は、臨床検査結果という客観的データ(EBM, Evidence based of medicine)に基づいて患者さんを診断し、同様に検査結果に基づいて治療効果の判定を行います。このような臨床検査を担うのが臨床検査技師ですが、患者さんの生命に直接かかわるだけにその責任は重大です。そういう意味でも、臨床検査は皆さんが人生を賭けるに足るやりがいのある仕事といえます。

 近年は、先にも述べたように生活習慣の乱れから重篤な疾患を招くことも多く、厚労省はそうならないように健康診断をはじめとする予防医学や予防医療に注力しております。臨床検査分野においても、今後は予防医療に関連した臨床検査が増加してくるものと思われます。当然のことですが、予防医療の目標は病気にならないことであり、そのためには運動や睡眠ももちろん大切ですが、栄養素を十分に摂ることが極めて重要であり、医療栄養学科内の臨床検査コースということで、本学で特別に学ぶ臨床栄養学や食品学など栄養に関する知識がこれからの予防医療における臨床検査に必ず役立つものと考えます。

   さらに、全世界が注目している遺伝子医療や再生医療分野に関連した授業も実施します。遺伝子検査学や再生医療技術学などの授業にて、将来その分野でも活躍できるようにそれらの基礎知識・基礎技術を修得させるための教育を行っています。

   このような臨床検査コースですが、臨床検査の現場経験の豊富な教員が学生教育に当たり、全教員が一丸となって、学生を4年間で卒業させかつ全員を臨床検査技師国家試験に合格させることを第1目標に定めています。入学された学生諸君には是非とも勉学に励んで下さい。教員も応援します。

   また、本学は、大学院において、修士課程さらに博士課程にまで進める充実した教育体制を整備していますので、あなたが望むならばあなたの能力を存分に磨くことが可能であります。 さあー、あなたも私学としては日本で唯一の医療系の医療栄養学科を有する鈴鹿医療科学大学で学び、医療のスペシャリストとして社会で活躍してみませんか。

3つのポリシー

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本学は臨床検査学を専攻し、5つの教育目標について下記の11項目を修得した学生に学士(臨床検査学)の学位を授与します。

教育目標

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

幅広い教養を身につける

A外国語理解・表現の基本的な能力を身につけ、保健・医療・福祉の国際対応や国際情報の活用に役立てることができる。

@医療人として社会で自立するための底力となる汎用的技能、態度、常識、健全な心と体を備えている。

B文化・社会・科学と保健・医療・福祉のかかわりや、社会における自身の自立について、意見を表現することができる。

高度な知識と技能を修得する

C臨床検査分野の最先端の進歩や周辺・応用分野の状況を把握している。

D臨床検査技師国家試験に合格できるだけの知識を修得している。

E臨床検査技師として要求される基本的技能を修得している。

F臨床検査分野やその周辺・応用分野の課題を科学的に探究するために必要な基盤的技術を身につけている。

G自ら臨床検査に関わる課題を発見し,科学的な根拠に基づいてその解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力、判断力、表現力を身につけている。

チーム医療に貢献する

Hチームの中で適切なコミュニケーションをとることができ、臨床検査の専門職として主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を身につけている。

思いやりの心を育む

I病める人や弱者の立場を理解し、思いやりの心を共感的態度で伝えることができる。

高い倫理観を持つ

J保健・医療・福祉の倫理観を理解し、患者や家族の秘密を保持し、社会の規律を遵守することができる。


教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

本学の臨床検査学専攻の学位授与方針に掲げた11項目を達成するための教育課程編成の方針を以下に示します。

1)学位授与方針11項目を修得するための科目(群)を低学年(基礎分野)から高学年(専門基礎・専門分野)へ適切な順序で配置して教育課程を編成し、それぞれを効果的な学修方法・過程で実施し、適切な学修評価方法を採用します。

2)臨床検査の核となる専門的知識・技能について全学生が期待される水準に円滑に到達できるよう、「何ができるようになったか(アウトカム)」に照準を合わせたムリ・ムラ・ムダのない一貫した教育課程を編成し、同時に、学生の習熟度に応じた支援や心理面でのケアを行います。

3)臨床検査とその結果を平易な表現で説明できる能力を養う科目を配置します。

4)臨床検査の夢の将来に先見性を持って対応できるよう、専門分野における最先端の状況を把握することのできる本学ならではの教育を行います。

5)臨床検査技師として,多様な職種の人々と協働して医療・福祉に貢献するために必要な領域を学ぶ科目群を学科の枠を超えて配置します。

6)臨床検査に関わる課題を見出し,主体性をもって解決や探究に取り組む能力を養う科目を配置します。

7)国際的な視点を持ち臨床検査を先端医療や研究開発に主体性をもって生かす能力を養う科目を配置します。

8)臨床検査学と深くかかわる栄養学の内容に関して管理栄養士国家試験に出題されるレベルの知識を有し,それを保健・医療・福祉に生かす能力を養う科目を配置します。

9)健康食品と健康との係わりを物質レベルで理解が可能であり、かつ疾病や生活習慣等の検査結果に関する知識を有する日本食品安全協会認定の健康食品管理士の受験資格を取得できるよう科目を配置します。

10)臨床検査技師としてだけでなく社会の一員として自立するために共通に必要な知識・技能・態度を、全学科の学生の混成のクラスで学ぶ特色ある初年次教育「医療人底力教育」を配置します。

11)学生が主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を促す授業(アクティブ・ラーニング)を充実し、学生の自学自習時間を確保しつつ、さまざまな形で支援します。

12)学生の習熟度に対応した科目・授業、サポートを行います。

13)学修評価方法には、学力試験、レポート、プレゼンテーションなどがありますが、これらを、形成的評価および総括的評価として適切に活用します。

14)各科目の担当教員による合否の判定(単位認定)に加えてGPAによる評価を活用します。GPAは進級、卒業(学位取得)、国家試験・資格試験合格の目安になり、奨学金等の審査、あるいは進路変更などの修学指導に用いられる場合があります。

15)学生に主体的に学習に取り組む態度を促すと同時に、学生が自らの学修活動を振り返り、自己の改善に結び付ける活動(PDCA活動)を促していきます。また、担当教員は、試験の成績、GPA、意識調査、学修ポートフォリオなどを活用して個々の学生に対して面談を実施するなどのきめの細かい修学指導を行い、学生の主体的な学習を促します。

16)臨床検査コースとしての学修評価については、専門的知識・技能については、学内の学力試験による単位認定者の割合やGPA、国家試験・資格試験成績の全国水準との比較等により評価します。学力試験で測定困難な能力や資質については、各科目の評価の集計、全学的な学修行動調査や意識調査、卒業生や学生の就職先機関からのアンケート調査等を活用して評価します。

17)教学についてのさまざまなデータを臨床検査コースとして分析することにより(IR)、学生の立場に立った授業やカリキュラムの改善(FD活動)を不断に継続していきます。

入学選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

 本学は,教育目標およびディプロマ・ポリシーを踏まえ、臨床検査学を専攻しようとする人のうち次のような人を受け入れます。

1)臨床検査の専門的知識・技能を学ぶことができる基礎学力を持つ人

2)科学的な思考力・判断力・表現力の基礎が備わっている人

3)臨床検査領域で活躍しようという目的意識が明確で、自ら学ぼうとする意欲のある人

4)病める人や弱者の立場に立って思いやることができる人

5)いのちの尊厳を理解し、社会の規律を守ることができる人

6)多様な人々と適切なコミュニケーションを取り協働できる人

2016年度以前入学生対象 3つのポリシーはこちら

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本学科臨床検査コースの特長
臨床検査学と栄養学の融合を通しての社会貢献(栄養もわかる臨床検査技師)
 近年、患者の病状回復は栄養状態に大きく左右されること,即ち,治療において栄養面の改善は極めて重要であることが再認識され、多くの医療施設が臨床検査技師を含む栄養サポートチームを立ち上げています。臨床検査コースでは,同学科に管理栄養士養成コースが併設されていることを活かし,臨床栄養学などの医療栄養に関する科目も専門家から学ぶ事ができます。そのため、臨床検査学視点と栄養学視点を協調させて思考する能力を身に付けることができます。
遺伝子医療や再生医療にも貢献できる臨床検査技師の育成
 これからの医療を大きく変える先進医療である遺伝子医療(遺伝子情報を基に、より効率的・効果的な病気の診断や治療を行う)や再生医療(疾病や傷害により欠損したり、機能しなくなった臓器や組織を再建する)を支える医療技術者の重要性と必要性が増しております。 臨床検査コースでは、遺伝子検査学や再生医療技術学に関連する科目も授業に組み入れています。そのため、遺伝子医療や再生医療を支える医療技術者としての礎となる知識や技能を身に付けることができます。

めざす資格

本学科臨床検査コースを卒業すると、臨床検査技師の国家試験受験資格を得ることができます。本コースでは4年生になると、国家試験対策講義および模擬テストを行い、各人分野別にきめ細かい試験対策を行います。模擬テストで成績下位の学生に対しては集中講義等を行い、学生全員の国家試験合格を目指します。そしてさらに指定科目を修得すれば、健康食品管理士および医療薬膳師(平成25年度入学生より)の認定試験受験資格も取得することができます。

臨床検査を通じて治療と予防の両面で医学・医療を探求し、社会づくりに役立てます
 健康で活力のある社会づくりには、蔓延する生活習慣病への対応が不可欠であります。その対応には治療と予防の両面からのアプローチが必要ですが、いずれも科学的根拠に基づくものでなくてはなりません。その科学的根拠の軸となるのが臨床検査により得られるデータであります。臨床検査は、病院で治療を適切に行うために不可欠な診断や治療経過の判定、さらには最近注目されている栄養サポートに必須であり、また、病気の予防に貢献する検診にも欠かせません。この病気の治療や予防に必須な臨床検査を業務として担うのが臨床検査技師で、医療に欠かせない存在です。本コースでは、患者の救命に必要な検査を正確に精度よく測定するために必要な知識と技術を習得させ、加えて栄養学の知識を充実させる事により、臨床検査学的視点と栄養学的視点の両方から医学・医療を捉えて、考察する能力を身に付けさせる学習を実践しています。臨床検査技術はもとより、医学研究や多様化する医療に貢献できる基礎力や応用力を備え、医療人に求められる倫理観溢れる誠実で人間性豊かな臨床検査技師の養成を目指しています。

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カリキュラム

カリキュラム

イラスト:臨床検査コースのイラストは、臨床検査コース2011年度生の福田智帆さんにより描かれたものです。

 
基礎分野:
 臨床検査の専門科目を学ぶためには、化学、生物学などの基礎知識が必須であります。また、医療人として働く臨床検査技師には、知識や技術だけでなく豊かな人間性も求められます。基礎分野では、医療人底力教育(医療人の基礎知識、医療人の技能と資質、医療人の教養と常識、健康科学)、人間と生活(人間と文化と社会、言葉とコミュニケーション)、科学的思考の基盤(自然科学への誘い、自然科学の基礎)に関連する教養・基礎科目を幅広く学ぶことにより、豊かな教養を培うと共に、専門分野への土台となる基礎知識を学習します。
専門分野:
 臨床検査技師養成課程の規定カリキュラムを基盤にして、人体の構造と機能、医学検査の基礎とその疾病の関連、保健医療福祉と医学検査、医療工学及び情報科学、臨床病態学、形態検査学、生物化学分析検査学、病因・生体防御検査学、生理機能検査学、検査総合管理学、医療栄養学などの臨床専門科目を体系的に学び、さらに、臨地実習や卒業研究を通じて、科学的な思考法や総合的な判断力を養い、臨床検査技師としての応用力を身に付けます。
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授業科目

教養・基礎科目
全学科共通(省略)
専門科目
解剖組織学、解剖組織学実習、生化学、生化学実験、免疫学、病理組織学、臨床検査医学総論、臨床検査医学演習(R-CPC等)、公衆衛生学、公衆衛生学実習、医用工学、医用工学実習、病理検査学(細胞診を含む)、病理検査学実習(細胞診を含む)、内科学、薬理学、動物学、動物学実習、血液検査学、血液検査学実習、機器分析学、機器分析学実習、臨床化学、臨床化学実習、放射性同位元素検査技術学、微生物学、臨床微生物学、臨床微生物学実習、免疫検査学、免疫検査学実習、生理学、生理学実習、画像生理検査学、生理機能検査学、生理機能検査学実習、画像解析学(X線・CT・MRI等)、臨床検査学総論(精度管理を含む)、臨床検査学総論実習(精度管理を含む)、医療安全管理学、チーム医療V、総合臨床検査学演習、臨床実習、食品学、健康食品総論、食品衛生学、栄養学(応用栄養学を含む)、臨床栄養学、遺伝子検査学、遺伝子検査学実験、再生医療技術学、再生医療技術学実習、卒業研究

※上記に掲載の「授業科目」は平成29年度入学生に対する開講科目であります。授業科目は社会的ニーズなどを考慮して常に検討を行っております。そのため入学年度により、若干異なる場合があります。


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科目紹介

●臨床化学
自覚症状がなくても血液や尿などを調べればその人が糖尿病であるかどうかは簡単にわかります。血液中の微量タンパクの検出でその人が肝臓がんかどうかがわかります。このように人の体液成分は、その人の健康状態を非常に良く反映しています。従って、体液の成分分析をすることでその人の健康状態を素早く把握できます。臨床化学は体内の種々な化学成分を分析して疾患を発見する方法を開発するまだ新しい重要な医学分野の学問分野です。さらには何故その化学成分が増加したり減少したり発生したりするかの機構を追求しますので病気の原因、治療を考える上ではなくてはならない重要な学問ともなっています。このように生体成分を化学的観点から幅広く学ぶ学問です。 臨床化学
●臨床微生物学
私たちの周りには微生物が無数に存在しており、その中にはヒトに感染症と呼ばれる病気を引き起こす病原微生物が含まれます。臨床検査技師が行う微生物検査では、患者さんから得られた検体中の病原微生物を見極め、それを退治するための薬剤を調べます。そのためには単に検査技術だけでは不十分で、病原微生物に関する総合的な知識が必要です。 臨床微生物学では、微生物検査の技術はもとより、病原微生物の性状や病原因子、ヒトに引き起こす症状とその発症メカニズム、診断法、治療法、予防法など幅広く有機的に学びます。 臨床微生物学
●血液検査学  
血液は人体重量の約8%を占め、全身を循環し、酸素や栄養素の運搬、血液と組織間での物質交換、水・電解質調節、酸・塩基平衡、止血など重要な働きをしています。臨床血液学では、血液成分である赤血球・白血球・血小板などの血球系に関すること、止血機構、凝固・線溶機構などを学習し、血液検査学として血球数の算定や血液像の形態学的観察、凝固・線溶検査法などを学習します。また、造血臓器疾患、血小板異常による出血性素因、凝固・線溶因子異常、血管異常などの各種血液疾患と血液検査値の関係を詳細に学習します。


臨床血液学
●生理機能検査学 
生理機能検査は、生体からの様々な情報を直接記録・解析する検査で、循環生理検査(例:心電図検査)・呼吸生理検査(例:換気機能検査)・神経生理検査(例:脳波検査)・画像検査(例:超音波検査)などの多種多様な項目が含まれており、幅広い知識と技術が求められます。臨床生理検査学では、各検査法の理論や方法のみならず、検査結果と病態の関連についても詳細に学び、病気の診断や治療に必要な情報を的確に提供する能力も養います。 臨床生理検査学

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4年間の流れ

4年間の流れ
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履修モデル


医療栄養学科臨床検査コース2年生 前期 履修モデル

医療栄養学科臨床検査コース2年生 後期 履修モデル



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教員紹介 (専任教員数 10名)

職名 氏  名 専門分野 研究テーマ
教授 長村 洋一 臨床生化学 種々疾患に有効な食品成分の研究
教授 森下 芳孝 臨床 生体内成分の分析と定量法の開発
教授 荻津 直通 臨床検査学 臨床検査における精度管理から見た検体の管理条件の設定について
教授 熊取 厚志 免疫学 食細胞の分化と感染防御
教授 西岡 淳二 検査血液学  自然免疫としての血液凝固とその制御 
教授 吉子 健一 臨床生理学 脳波の定量化解析ならびに生理検査のシステム化
准教授 棚橋 伸行 食品学 様々な栄養状態における蛋白質分解の制御機構の解明
准教授 前河 裕一 生化学 肝障害の抑制物質の解析
准教授 米田 操 病理学 膵がんの細胞診断
助教 金山 和樹 細胞組織学 胃癌におけるHER2遺伝子増幅の腫瘍内不均一性のメカニズムの解明

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助手紹介

職名 氏  名 専門分野 研究テーマ
助手 内野 美知代 生化学 便中カルテプロテクチンの臨床的意義
助手 椎木 光子 臨床血液学 白血病分類における特殊染色の有用性について
助手 長太 のどか 分子栄養学 栄養の制御異常が血管内皮機能不全を惹起する分子メカニズム
助手 生川 卓弘 臨床栄養学 炎症性腸疾患患者の栄養摂取状況とQOLに関する研究
助手 松島 佳子 臨床微生物学  院内感染について 
助手 若杉 悠佑 栄養学  食後高血糖の抑制とその応用に関する研究

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Q&A

Q1 > 臨床検査技師とは?
A1 > 「臨床検査技師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、臨床検査技師の名称を用いて、病院、臨床検査センター等の医療機関などで臨床検査業務に従事する者をいいます。臨床検査の仕事は血液、尿、糞便などの生体試料の化学検査、がんなどの病態組織を調べる形態検査、心電図、脳波、超音波検査といった生理機能検査の3つの部門に大きく分けられます。 臨床検査技師が行った検査データをもとに、医師の正確な診断と治療方針が決定されるので患者さんの命に直接かかわる非常に重要な仕事です。また、集団検診や人間ドックなど予防医学の分野でも臨床検査はもっとも比重が大きく欠かすことのできない重要な役割を担っています。
Q2 > 臨床検査技師の就職先は? 
A2 > 病院の検査部・輸血部・病理部等の検査室に勤務します。そこでは、患者さんから採取した血液や尿等で臨床化学検査、血液検査、輸血検査、免疫血清検査、遺伝子検査、微生物検査を行うほか、患者さんの組織や細胞の病理・細胞診検査、また、患者さんと直に向き合い、心電図測定、循環器や腹部の超音波検査、呼吸機能検査などを行います。その他、臨床検査センター、健診センター、保健所などにも臨床検査技師として勤務します。近年は、大学や製薬会社の研究室等で研究に携わる人や、臨床検査学の知識をベースに製薬会社や分析機器メーカのMR(医療情報担当者)として勤務する人、治験コーディネータとして新しい「薬」の開発に携わる人も増えつつあります。
 
Q3 > 今後の就職状況
A3 > 近年、既存の大学はどこも極めて良くなっています。今後もこの傾向は続くことが予測されます。理由の一つは、臨床検査技師の国家資格が創設されたのが昭和45年で、昭和50年代半ばまでに3万人を超える臨床検査技師の方が就職されましたが、その方たちが今後定年退職される一方で、現在日本中で養成されている臨床検査技師の数は毎年3,000人以下、という背景があるためです。また近年の医療技術の向上により、臨床検査技師が行う超音波検査などの画像検査の重要性が高まり、需要が増していることももう一つの理由としてあげられます。今後も医療の発展と共に臨床検査のニーズは高まるでしょう。

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〒510-0293 三重県鈴鹿市岸岡町1001番地1
TEL:059-383-8991 FAX:059-383-9666
白子キャンパス
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