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1年:徹底した基礎医学の修得
鈴鹿医療科学大学鍼灸学部へようこそ。多くの新入生の方には、はり・きゅうはまだまだ未知の世界です。入学当初は先輩達が海岸でバーベキュー大会を開いてくれたり、先生方も研究室で鍼灸の世界のことを色々教えたりして皆さんの不安や疑問に応えてくれます。
講義について。本学科では将来皆さんが、病院で医師や他の医療スタッフ(看護師・栄養士・理学療法士など)と共同して患者さんによりよい治療を提供できるように、との願いから、解剖学や生理学といった基礎医学分野の教育に力を入れています。
また経絡経穴学や鍼灸技術学では、身体にある「ツボ」を正確に取り、身体に心地よい鍼や灸ができるようになるまで、教員が徹底して指導します。最初は初めてはりを持つ手がぎこちなかった学生さんが、一年後には立派な「鍼さばき」を見せてくれるまでに成長していきます。
この段階での学びが、将来皆さんが臨床家として患者さんの身体を診るときに最も重要な基礎になります。

新入生歓迎バーベキュー大会の記念写真
解剖学実習(遅くまで残って顕微鏡に向かっています)
鍼灸技術学の一コマ(ヨモギの葉を手ですりあわせてもぐさを作っています)
2年:現代医学、東洋医学の基礎知識を固める
1年生で学んだ基礎医学の知識をさらに広げ、理解を深めていくと同時に、二千年の歴史を持つ東洋医学の理論、実践について本格的な学習を始めます。1年生の頃と違い、基礎医学に関しては実習の時間が新たに設けられ、また課題を与えられての学習も増えるので大変ですが、学生さん達は遅い時間までお互いの身体を使ってツボを取り合う練習をしたり、骨や筋肉の位置を確かめるなどして頑張っています。

生理学実習の一コマ。少人数制で取り組んでいます。

鍼灸技術学(二年生になると鍼の打ち方も大分上手になります)

学生の自主練習(放課後や講義の合間に学生同士でツボをとる練習をしています)
3年:多分野にわたる「臨床鍼灸学」!
鍼灸は、肩こりや腰痛といった運動器の障害やスポーツ障害ばかりでなく、花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギー疾患や婦人科疾患など、幅広い疾患の治療、ケアに応用することができます。本学科では、鍼灸の臨床分野を15以上の分野(美容鍼灸学・内科鍼灸学・スポーツ鍼灸学・健康鍼灸学・整形外科鍼灸学など)にわけ、それぞれの分野に精通した専門教員が、最新の知見に基づいてきめ細かい指導を行います。西洋医学の各分野(整形外科学・眼科学・リハビリテーション学・麻酔科学など)についても三重大学附属病院で患者さんの治療に当たっている最先端の医師から講義を受けることができます。また、西洋医学、東洋医学の専門家を招いての講義も特徴となっています。こうした講義を通じ、東洋医学、現代医学の双方の病気観、治療に対する考え方を学んでいくのです。
また学園祭の学科発表などでは1・2年生をリードし、中心的な役割を果たします。

学園祭での発表(来場者に、体質にあった漢方茶を提供しています)

美容鍼灸学(顔面の愁訴に対する鍼治療について先生から説明を受けています)

三重大学教授による麻酔科学の講義
4年:4年間の総仕上げ!
実習、卒論研究を通じて臨床家としての自覚を高める。
国家試験への準備が本格的に始まると同時に、実習を通じ臨床家として必要な実践的な知識を身につけていきます。鍼灸センター実習では、具体的な問診や検査法、刺鍼技術など、鍼灸師として必要な技術を身につけていきます。また県内外で実施される病院実習(大学病院、総合病院、ペインクリニック、透析施設を有する病院などで実施)では、医師を中心とするチーム医療の現場を実際に見学し、将来の鍼灸師像について各自でイメージを作り上げていきます。さらに卒論研究では、各教員が学生さんとの面談を通じて研究テーマを決定し、研究方法や論文作成、学会発表の方法などを学び、臨床家としてだけではなく、研究者としても社会に貢献できる能力を養います。

鍼灸センター実習(その日診た患者さんについて先生とミーティング)

もぐさ工場見学(伊吹山の麓にある工場でもぐさづくりを見学。いい思い出です)

卒業ゼミ (4年間の締めくくりとなる研究を一年かけて行います) |