中国・天津中医薬大学建学60周年記念式典に 髙木理事長はじめ関係教職員が招待されました

本学と天津中医薬大学とは平成10年から友好協力関係にあり、本学の東洋医学研究所に客員研究員として数多くの関係者を受け入れ、当時の所長であった石田寅夫名誉教授を中心に研究指導を行ってきました。さらに双方の教員による共同研究を展開し、中国鍼灸学会等から表彰されるなど、数々の成果をあげてきました。このように東洋医学分野における研究活動を通じて密度の濃い関係を続けている間柄です。

この度、平成30年9月16日(日)に行われた建学60周年を祝う記念式典は天津中医薬大学の張伯礼校長が13年前に本学を訪問された際に「これから新しいキャンパスを作る予定である」と明言されたその新キャンパスにおいて盛大に行われたものでした。また新キャンパスの見学をさせて頂きましたが、徒歩で全てをまわるのは不可能と思われるほど広大なものでした。このように目を疑うような規模で発展し続ける天津中医薬大学と大学附属病院、さらには天津市全体が凄まじい速度で都市づくりが進められており、5年前に訪問された髙木純一理事長はその変化にただただ驚くばかりでありました。実は天津中医薬大学も市立の大学であり、この市の発展のシンボルとしても位置づけられていることを理解しました。その中、髙木理事長は「少子化・高齢化社会における医療介護について」をテーマにご講演され、我々が日本で経験した医療問題を詳しく紹介され、高齢化が目前に迫った中国や他国の医療改革に応用できるように提言されました。

同時に世界中医薬学会連合会が主催する第5回世界中医薬教育大会が開催されました。WHO西太平洋地域事務局(WPRO)が中心となり作成した世界中医薬学本科教育共通教材の利用ならびに教育機関の認定制度の制定が議題の中心となっていました。そのため、世界32カ国の有識者が結集し、熱く意見を交わしました。

今回の訪問の際、両校の最高責任者が会談し、本学からのお祝いの記念品贈呈とともに、両校は教育・研究の連携をさらに多様化・具体化していくべきとの意向を示し、既存の協力体制(鍼灸・東洋医学)に加え、新協定(リハビリテーション、栄養学等)の協力関係について協議しました。