慢性疼痛チーム医療者養成プログラム第一弾がスタートしました

去る8月22日(火)〜24日(木)の3日間、三重大学医学部生と本学4学部に所属する2年生44名が慢性疼痛チーム医療者養成プログラムを体験しました。

「答えのないモノを考える」「チームで知恵を絞る」「体験から学びを得る」をテーマに初日プログラムでは、人体を専門化、細分化して考える西洋医学を本格的に学ぶ前に、いろいろな疾患を持つ患者さんについて考え、身体に悪い場所があると、その全体をみる。即ち、その人の生活を含めた全体を見直してその人にあった方法で治療(調和)を図り、自然治癒力を高めていく東洋医学の治療の流れについて学びました。

また、2日目のプログラムでは「専門性の枠を超えて、協働して問題解決するためのチームワークを学ぶ」という目的の下、医学科・薬学科・看護学科・理学療法学科・医療福祉学科・鍼灸学科・臨床工学科・医用情報工学科の学生を混成した8つのグループに分かれコミュニケーション能力を培うためのワークを行いました。

最終日には、前日までに学んだ講義やワークと接続する形で、医療人として職業に就いた際、自職種として期待されていることとは何か、そして多職種を理解することの大切さを学び取るという目的の下、「職種に対する理解と期待」というテーマで演習を行い、引き続き「人と人の間(あいだ)を体験する」というテーマで自分とは何か、そして他人とは何かを説き、人と人、自分と他人の間(あいだ)で起こっているプロセスを体験型ワークにより学びました。

最後に「精鋭部隊になるためのグループワーク」と題し、用意した基本シナリオに沿って医療者として出来ることを8つのグループに分かれて、違う職種を目指す学生が相互に知恵を絞って考え抜く多職種連携ワークを行いました。

また、3日間にわたり、春夏秋冬の食材を使った和食を中心とした新しい薬膳料理(健美和膳)の講義と検食を体験しました。参加した学生はそれぞれ非常に熱心に取り組み、熱い時間を過ごしました。

今後更に専門性を深め、実践力を積んだとしてもこの3日間の経験は心のどこかで蘇り、この職種を超えた絆が再び役に立つ日が来ることを願います。

―慢性疼痛教育委員会 丸山淳子―