医療栄養学科

学科概要

「医療」に重点を置いた栄養教育で、現代の「食」を取り巻く問題を解決に導く


平成19年の「健康増進法」成立以来、管理栄養士の役割はより重要なものになっています。これまでの調理中心の役割から、患者さまに対する最適な食事の提供、生活習慣病(糖尿病や高血圧など)予防のための栄養指導などの役割が求められています。特に医療現場での活躍の場が増え、患者さまの入院期間の短縮につながり経済的・心理的負担を軽減するとともに、手厚い医療と効率的な治療に大きく貢献しています。
現在、若者の間でも生活習慣病予備軍が増大しており、今後、健康な生活を送るために「食」は欠かせないキーワードとなるでしょう。本学科は、医療・福祉の総合大学の利点を活かし、「医療」に重点を置いた栄養教育を実践します。「食」を通して、健康に関する社会の要請に応えることのできる「栄養の専門家」を養成します。