よくある質問

福祉の仕事に向いている人はどんな人ですか?
福祉の仕事は人と関わることがメインとなります。そのため、人と接することが好きな人、誰かのために尽くすことができる人、他人のことを自分のことのように考えるとこができる人など、思いやりの心がある人が向いています。
医療福祉学専攻と臨床心理学専攻の違いは何ですか?
医療福祉学専攻は、「社会福祉士」や「精神保健福祉士」のソーシャルワーカーの養成に力を入れたカリキュラムとなっています。そのため、国家資格である社会福祉士と精神保健福祉士の2つの受験資格を取得することができます。学部で4年間学び、受験資格を得て受験します。臨床心理学専攻では、公認心理師を養成するカリキュラムとなっています。学部を卒業後、大学院で2年間学び公認心理師の受験ができます。
理数系科目が苦手な人でも国家試験は合格できますか?
「医療福祉」と聞くと理系のイメージをもつ人もいますが、文系の学科です。1年次は医療に関する理数系の科目もありますが、文系の人でも学ぶことができる基礎的な内容です。専門科目では、特に理数系の能力を問われることはありません。国家試験に向けては、教員による徹底的なサポートもありますが、日々の勉強の積み重ねが合格への一番の近道です。 医療福祉実習は、医療ソーシャルワーカー(MSW)を目指す学生が行う実習です。実習先は一般病院で10日間の実習を行います。
医療ソーシャルワーカー(MSW)とは何ですか?
医療ソーシャルワーカー(MSW)は、患者さんが安心して療養できるように、入院中の心配事や様々な相談に対して、患者さんの立場に立って一緒に考えてくれる人です。また、患者さんの状態に応じた退院後の治療や生活について、適切な医療・福祉のサービスの紹介などをしてくれます。病院のMSWとして勤務するためには、社会福祉士の資格を持っていることが条件となっています。
本学は、1年次から医療全般にかかわる基礎講義やチーム医療への実践力を身につけるカリキュラムとなっており、医療人として必要なスキルを身につけることができます。また、本専攻では4年次に行う病院実習に向け、病院見学やMSWとして働く卒業生による特別講義なども実施しており、さまざまな経験を積み重ね実習に臨みます。
精神科ソーシャルワーカー(PSW)とは何ですか?
精神保健福祉士(PSW)は、精神疾患(精神障害)を抱える方々の悩みに耳を傾け、問題解決のためのお手伝いをする医療福祉のスペシャリストです。病気や障害を抱える方々が安心して治療を受け、地域生活ができるようにお手伝いをすることがPSWの重要な仕事です。そのため、PSWは他の医療機関や地域の関係諸機関とも連携を図りながら支援を行っていきます。病院のPSWとして勤務するためには、精神保健福祉士の資格を持っていることが条件となっています。
本専攻では、精神科で働くPSWによる講義や、精神疾患を抱える当事者による話を聞く講義だけでなく、精神科病院等でのボランティアなども積極的に取り入れ、精神疾患を抱える患者さんについての理解を深め、PSWに必要な視点について考えます。