よくある質問

「臨床心理学専攻」と「医療福祉学専攻」の違いは?
臨床心理学専攻では、医療分野や福祉分野で役立つ心理学について幅広く学び、医療や福祉に強い心理専門職(対人援助職)の人材を育成します。
医療福祉学専攻では、福祉と心理を融合し、心理学の知識やカウンセリングの技術・技能を持った社会福祉士および精神保健福祉士を養成します。
臨床心理学専攻の学習内容、特色は?
授業では、認知心理学、教育心理学、パーソナリティ心理学、社会心理学、発達心理学、臨床心理学など、全般的に心理学を学習します。特に対人援助の理論や実践の授業を取り入れた臨床心理学に重点をおき、理論と実践のバランスのとれたカリキュラムを組んでいます。また、グループワークや面接演習など、実践的な授業も多く取り入れています。医療や福祉に関する授業も豊富に用意し、学生の資格取得を支援する体制も整っています。
「臨床心理学専攻」で取得可能な資格は?
臨床心理学専攻では、主に認定心理士(日本心理学会 認定資格)の資格が取得可能です。また卒業に必要な単位数に加えて、各資格の指定科目の単位も取得することによって、心理相談員(中央労働災害防止協会 認定資格)などの受験資格を取得することができます。さらに新たに誕生した公認心理師にも対応しています(大学院進学を推奨します)。臨床心理士の資格を取得したい人は、臨床心理士養成のための指定大学院に進学する必要があります(本学 医療科学研究科 臨床心理学分野は臨床心理士養成にも対応しています)。
臨床心理士の資格は取得できますか?
臨床心理士になるには、臨床心理士養成に関する指定大学院または専門職大学院を修了し、資格試験に合格する必要があります。本学では「臨床心理士」および「公認心理師」を養成するため、2018年4月に大学院医療科学研究科に臨床心理学分野を開設しました。心理学関係の大学院進学希望者を対象に、大学院受験対策講座を実施します。