よくある質問

鍼鎮痛とはなんですか?
鍼治療により痛みを抑えることを鍼鎮痛といいます。一般的な方法としては、患部に鍼を刺入し、その鍼自体を電極として通電を行うことにより、痛みを緩和します。痛みの緩和は、生活習慣に由来する肩こり・腰痛をはじめとして、末期ガン患者に至るまで適応範囲は多岐に渡り、またその鎮痛メカニズムも広く研究されています。
美容鍼灸とはなんですか?
美容鍼灸には、痩身(ダイエット)・美肌・増毛・便秘・冷え症などが含まれます。中国では健美と呼ばれ、漢方薬やツボへの鍼灸刺激により内臓器の機能を調節し、体質を改善することで、その人本来の美しさを引き出させると考えられています。これらを基盤とした美容鍼灸は、エステティックの一分野として注目されています。
スポーツ鍼灸とはなんですか?
実際の現場で鍼灸を活かせるように、スポーツ選手のコンディション向上やケガの予防法を学びます。
授業では、スポーツ支援に必要な応急処置やコンディショニング(ストレッチ、テーピング)方法をはじめ、鍼灸治療について理解し、実践できるようになることを目標としています。
スポーツの世界でも、はり師・きゅう師の資格をもったトレーナーがアスリートの治療を行うなど、はり師・きゅう師の活躍の場は広がっています。スポーツ鍼灸は、スポーツ医学と東洋医学の専門的な立場から治療やアドバイスをすることで、苛酷な競技に耐えるアスリートのコンディションを常にベストの状態に保ちます。
「鍼灸学専攻」と「鍼灸・スポーツトレーナー学専攻」の違いはなんですか?
「鍼灸学専攻」では鍼灸師に必要な東洋医学、西洋医学的教養をじっくり学びます。「鍼灸・スポーツトレーナー学専攻」では、「鍼灸学専攻」の科目に加えてスポーツ専門科目を学び、日本トレーニング指導者協会(JATI)の「トレーニング指導者」と全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)の「パーソナルフィットネストレーナー」の資格取得をめざします。
「鍼灸・スポーツトレーナー学専攻」希望の場合は、体育会系の部活に所属しなければいけないですか?
所属する必要はありません。
体育会系の部活に所属していなくても、鍼灸・スポーツトレーナー学専攻に入れます。
資格取得は難しいですか?
国家試験に対応したプログラムと試験対策のきめ細かなサポート体制を設け、確実に資格取得できるよう万全の体制を整えています。
本学には、複数の医療・福祉系の学科や専攻があり、充実した国家試験対策により、高い合格率を維持しています。こうしたノウハウを活かし、学生一人ひとりの合格に向けバックアップします。
将来スポーツトレーナーとして働くことはできますか?
スポーツトレーナーに関する資格を取得すれば、すぐ現場で活躍できるというわけではありません。スポーツトレーナーは、スポーツ選手を身体や精神面からサポートする仕事のため、豊富な経験が必要となります。
スポーツトレーナーを志望する場合、資格取得後は、まずは医療機関や整体院、スポーツジムなどで、施術者やトレーナーとして働き、キャリアを積む場合が多いです。様々な経験をすることでスポーツトレーナーとして成長し、スポーツチームなどで活躍するケースが見られます。